【基本編】食器棚のスッキリ収納術!気を付けるべきポイントなどを解説します
今からすぐできる!スッキリ使いやすい食器棚の収納術3つ
おかたづけ“エバラPOINT”vol.64
こんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
食事で必須になるのが、盛り付ける食器。家族の人数分が必要なので、どうしても収納スペースが足りなくなってしまいがち。
毎日使うモノのもあれば、月数回しか使わないモノ、来客用で一年に一度使うか使わないかなんてモノも。
また、収納するスペースに対して種類が多く、形状、素材が異なり、かさばってしまうため、上手にしまうことができません。そうなると、出し入れがしにくく、下や奥にしまってあるものは使わなくなってしまう。中には食器棚に戻すのも面倒になり、水切りカゴや食洗機から出して使っている猛者まで・・・。
そんな苦戦する食器棚、その収納のお悩みを解決していきましょう!
1.食器棚は使う頻度に合わせて収納スペースを選ぶ
「普段よく使う食器」から「ゴールデンゾーン」にしまっていきましょう。食器の使用頻度や重量により、収納場所を変えるのが◎。上・中・下段で食器棚を分けた際は、以下を参考に収納していきます。
中段
使用頻度の高い食器。身体に負担がなく、目線の高さで出し入れがしやすいので、日常的に使用する食器を収納します。
下段
月に数回使用する程度の食器、重量のある大皿などを収納。防災の観点からもホットプレートなどの重いモノを入れておくのがオススメ。
上段
使用頻度が低い食器。来客様の食器や使用するシーズンの限られている重箱等を収納します。
2.使用頻度に応じて収納密度のメリハリをつける
収納スペースには限りがあるため、食器をぎゅうぎゅうに入れてしまうと、使いにくく、ストレスフルな食器棚に。なので、使用頻度に応じて「収納密度のメリハリ」を付ける事が大切。
使用頻度の高い食器は、場所を贅沢に使って、出し入れしやすく収納します。出し入れする時に、手の入る余白を持たせましょう。
逆に使用頻度の低い食器類は、密度が高めの省スペースを意識。一軍みたいに取り出しやすさを意識しなくていいので、余白はそこまでいりません。
使用頻度の高いエリアこそ、贅沢にたっぷりと余白を作ることがポイント!
3.余計なストレスをカットする
よく使う食器の定位置を決める時には、「余計なストレスをできるだけ削る」のも重要。
例えば「夜ごはんに必ず使う茶碗や汁椀」、「朝ごはんに使うプレートとカップ」など、レギュラー食器は、カゴなどに入れてまとめておけば、そのセットを出せばいいだけなので、出し入れする手間数を減らせます。このように快適さを優先して、1ヶ所にまとめておくのもGood!
また、食洗機から戻しやすい場所に食器を収納できているかもポイントです。「スムーズに出せる」ことは、「スムーズに戻せる」ということ。
毎日のキッチンでの動作をイメージしながら、収納スペースを決めてください。
使用頻度の高い食器は特別待遇して大丈夫。
「手間だな」「面倒くさいかも」と感じたら、より楽にしまえる場所に変えましょう。
季節ごとに席替えしてみるのも大アリですよ~♪※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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