【開催中】レトロ&アンティークが集まるイベント「古もの展」in米子

編集部あつきち
編集部あつきち

懐かしい!かわいい!不思議!がいっぱい?『百花堂』でやってる「古もの展」は7月23日まで

今週末、何して過ごそうかな? とお考えの方、何も予定がない・・・という方、注目です!

\ちょっと変わったイベントを紹介/

「古もの展」

今日(7月21日)から週末にかけての3日間、米子の「マルイ両三柳店」近くの『コミュニティプラザ百花堂』で開催中のイベントです。

米子市在住のハンドメイド作家や、コレクター4組の雑貨が集める展示会。懐かしさを感じるレトロな雑貨販売やオーダー販売会ほか、超(!?)マニアックなコレクターの収集品が並びます。

「古もの展」としては、初開催なんだって!

イベントに集まる作家&コレクターさんは4組。

  • 鳥橋博一さん(アンティークボトル)
  • 仲田直志さん(オールドカメラ&レンズ)
  • ぐるぐる工房(セルロイドとレトロ雑貨&ハンドメイド)
  • 白ネコや(古着物とレトロ雑貨&ハンドメイド)

「アンティークボトルって何?」、「ちょっと興味あるかも」、「レトロ雑貨は好きだから行ってみようかな」など・・・行くきっかけはなんでもアリ!

行ってみると、新発見があるかも!? 入場料も無料なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

>>「古もの展」詳細情報はこちら

【気になる作家さんを取材】アンティークボトルのコレクター・鳥橋さんのアトリエにお邪魔しました

今回縁があり、「古もの展」出展者の1人である、アンティークボトルのコレクター・鳥橋博一さんのアトリエ兼“ボトルルーム”にお邪魔してきました。

アンティークボトルって何?
ボトルルームとは・・・?

正直ナゾだらけのまま、米子市川崎にあるボトルルームへ。すると、驚きの光景が待っていた・・・!

ボトルがずらっ

いやもう、ここまでくると・・・

壮観
です。

ボトルルームに入るや否や、開いた口がふさがらない

なんでこんなにたくさんのボトルを集めているの? た、楽しいの? 多分、読者さん全員が思ったこと、私も同じことを思いました(笑)。

“アンティークボトル”というくらいだから、きっと古くて歴史のある、貴重な?ボトルなんだろう。鳥橋さんは、“ボトルディギング”を始めて、12~13年が経つのだそうです。

鳥橋さんは、もともと骨董や古家具好き、歴史好きなど、好奇心あふれる方。好きなものはとことん追求! アンティークボトルもその一つ。

ボトルディギングに出合うきっかけとなったのは、大山登山をしている時に見つけたひとつのビール瓶。実際のがコレ↓

「なんか古い瓶だなぁ」「なんでこんなところに?」。初めは何気なしにビール瓶を見ているだけでしたが、瓶の下部をよ~く見てみると、“DAINIPPON BREWERY”とエンボス加工を発見。「大日本麦酒なんて古いビール会社の名前だなぁ。」だんだんと興味が湧き、鳥橋さんの追求心がくすぐられます。

このエンボスだけをヒントに、いつ、だれによって、何を目的に作られたものなのかなどを調べていくうちに見えてくる時代背景。ここに「ボトルディギング」の面白さがあるとか!

かつて日本に存在したビールメーカー「大日本麦酒株式会社」があったのは1910年頃。となると、大正時代。図書館へ行き、昔の新聞で読み漁っては、調べ、読み、調べの繰り返し・・・。その結果、出てきたのは大正11年発行の「東京朝日新聞」に掲載されたビールの広告

1つの瓶から、当時の広告を見つけ出す作業には半年くらいかかることも。アンビリバボー。本気度というか・・・。モノに対しての愛というか、鳥橋さんのリサーチ力に脱帽。

もちろん、ボトルディギングで出てくるのはビール瓶だけではありません。サイダー瓶、薬、ハッカ水、インク、コンペイトウといったお菓子のケースなど。

また、年代によって異なるガラスの楽しみ方も教えてくれます。第二次世界大戦の敗戦によってガラスの原料不足だった日本で作られたのは“気泡”がたくさん入ったガラス。こういったガラスは一般の方から「レトロでかわいい」と好評みたい。

貴重な、銀化したガラスなどもありました。

ボトルディギングで“過去を旅する”、“タイムトリップをしている”ような感覚を楽しんでいる鳥橋さん。

聞けば聞くほど、話がマニアックすぎて、記事がまとまっていない気がしますが(汗)、ひとつのボトルからたくさんのことを、イキイキとした表情で語ってくださいます。

「古もの展」には、“一般向け” のレトロ瓶が並ぶ予定!

そんなこんなで話は戻って、米子の『百花堂』で開催中の「古もの展」には、鳥橋さんがこれまで集めたレトロ瓶が複数並びます。(一部販売もあり)

鳥橋さんいわく、「マニア目線と一般目線ではガラスの見方が違うみたいだから、かわいいとか、レトロとか、一般向けのボトルを持っていく予定だよ。」とのこと。

時間は、たっぷり確保して行くことをオススメします(笑)。

鳥橋さんのボトルルーム(見学可)

住 所:鳥取県米子市川崎(セブンイレブン米子河崎店の近く) [MAP]
情 報: Instagram

ボトルルームの見学は要予約(インスタグラムのDMから連絡してね!)

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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