お家の花粉症対策!花粉がつきにくい服、掃除・換気の方法などを紹介します
【全6項目】今すぐできる暮らしの花粉症対策
おかたづけ“エバラPOINT”vol.45
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
草木にほんのり花がちょこん。甘いアロマに、日に日に春の訪れを感じずにはいられないこの頃。今年の花粉の飛散量は、昨年の3.6倍とも言われ、花粉症に悩まされている方には、“鼻”盛りの春かも・・・。
花粉症の方は手洗い、うがいとそれぞれ対策をされていると思いますが、今回はお家での生活の中で気を付けるポイントをご紹介します。
【お家の花粉症対策No.1】花粉を家に持ち込まない
家に帰ったら玄関でまず、ブラッシングや着ていたものを脱ぎましょう。そして、上着やコートはなるべく玄関に、ハンガーやコート掛けを用意して掛けておくのが理想です。
外で来ていた衣類には、花粉が多く付着。 部屋に入る前に取り除いても、取り切れなかった花粉が付着していることも多々あります。
また、長い時間生活するリビングなどの空間や寝室だけでなく、玄関にも空気清浄器を置いておくと◎。こうすることで、生活の場に持ち込む花粉を減らせます。
【お家の花粉症対策No.2】服にこだわる
静電気の起こりにくい素材を選ぶようにしましょう。綿・麻・絹・レーヨンなどがオススメです。
逆にウール、ナイロン、ポリエステルは花粉がつきやすいので、この時期は△。繊維は隙間が少ない素材を選ぶようにするのもコツ。
【お家の花粉症対策No.3】洗濯の方法と干す際の注意点
洗濯では、衣類に静電気が起きないよう、柔軟剤を使うのが◎。花粉が飛んでいる季節は、室内干しにするか、どうしても外干ししたい場合は、花粉の飛ぶ量が比較的少ない朝、夕方前などの時間帯を選びましょう。
乾燥機では、衣類が擦れて静電気が起きやすくなり、着て出た時に花粉を吸い寄せやすくなります。市販の「静電気防止シート」などを活用してみて。
また、洗濯物が湿った状態では花粉が付着しやすいです。花粉の飛散量が多い時間帯に干し始めてしまうと、脱水直後の洗濯物にたくさんの花粉がついてしまうので要注意。
【お家の花粉症対策No.4】換気も時間を選んで実施
13~15時は花粉の飛散が多いと言われているため、その時間は避けるのが得策。換気は深夜か、早朝の花粉が少ない時間帯に、10cm程度開けて行うと花粉の侵入が少なくすみます。
また、網戸に市販の「花粉フィルター」をして換気すると、花粉の侵入を抑えることができますよ!
【お家の花粉症対策No.5】カーテン&網戸にもひと工夫
窓際にあるカーテンは、外から入ってきた花粉が付着しやすいモノのひとつ。最近では「花粉キャッチカーテン」も販売されています。
カーテンで花粉を吸着して、部屋に花粉が入り込むのを防ぐ働きがあるんですね。そういったこともあるので、カーテンはこまめに洗濯しておきましょう。
【お家の花粉症対策No.6】掃除をする際はまず、雑巾やウェットシートで
花粉が部屋に残っていると、症状が出やすくなるので、こまめに掃除を。ただし、花粉が舞い上がるような掃除はNG。
掃除機やホコリはたき、モップは、せっかく落ちている花粉が移動や排気によって舞い上がってしまいます。
まず、雑巾やウェットシートで、舞い上がらないように花粉をふき取りましょう。花粉は濡れていると落ちにくいので、使い捨てのシートがオススメです。
ふき取ったシートは、花粉が出てこないようビニール袋や新聞紙などで包んでゴミ箱へ!
花粉が飛散するシーズンは、花粉症だけでなく、アレルギー性鼻炎やアトピー体質の方も大変な時期。
普段の対処に加えて、やることが増えてしまう時期でもあるので、できるだけ日々の暮らしの延長線でできるモノだったり、どれかひとつをやってみたり。できることから実践してみてくださいね。
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
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