大田市の産業史を今に伝える、語り部のような存在『静間駅』【山陰の駅】

編集部いしやん
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開業から100年を迎えた大田市『静間駅』。かつての産業を今に伝える“青屋根”の駅舎へ

みなさん、こんにちは!山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部いしやんです。

今回やってきたのは、大田市静間町にある『静間駅』。

現地に着くと、青い瓦屋根が目を引く、旅情にあふれた駅舎がお出迎え。

2026年で開業から100年を迎えた『静間駅』。駅舎に入ると、年季の入ったベンチを含む待合室が広がります。

壁には子どもたちによる習字の作品が飾られていたり、児童作の標語が貼られていたり。

地域からの愛されっぷりが伺えます。

ブラブラしていると、気になる冊子を発見。

「この駅が日本の発展を支えていたことを誰も知らない」のコピーに惹かれ、ページをめくると、どうやら静間駅の歴史などをまとめられたパンフレット。

それこそ今まで知らなかったような情報が満載でした。ありがたや~!

実は日本の発展を支えた駅だった!?

静間駅の近くには、かつて松代鉱山と、鬼村鉱山という2つの鉱山がありました。

そこではセメントの生産に欠かせない石こうが産出。静間駅を経由し、北九州や山口方面などに輸送されていたそうです。

静間駅から輸送された石こうはセメントとなり、道路や橋梁、トンネル、ビルなどの建設に使用。いわばセメントは、日本の近代化・高度成長を支えた立役者でもあるんです。

歴史の教科書で見た一場面に、実は大田市の『静間駅』も関わっていたとは・・・!

開業から3年後、昭和3年(1928年)当時には、松江や出雲今市(現在の出雲市駅)をしのぐ貨物発送量を誇っていたそう。

その量はなんと県内4位とか!

そのほかにも、冊子にはたくさんの情報が載っています。国会に嘆願してできた駅であるとか、静間駅の沿革とか。

こういった資料、そして現存する駅を通して、地域の知られざる歩みを知ること。駅は、なんだか語り部さんのようですね。

車社会ではありますが、たまに駅へ行くと、“え?そうなの!?”という地域の歴史にふれられるかも!ぜひお試しを!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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編集部いしやん

タウン情報ラズダ編集部

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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