島根県安来市にある『足立美術館』は横山大観をはじめ、日本を代表する巨匠たちの絵画を数多く所蔵・展示している一大アートスポット。

そして、絵画などの美術品と合わせて、多くの来場者のお目当てとなっているのが日本庭園です。昭和43年（1968）に同館の創設者・足立全康氏が造園に着手し、昭和45年の開館後も全康は庭師たちを指揮して庭園を拡張し続け、約15年の歳月をかけて現在の基本形に。

本日、届いたプレスリリースによると、アメリカの日本庭園専門誌『数寄屋リビングマガジン／ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』（Sukiya Living Magazine: The Journal of Japanese Gardening）が発表した2019年の日本庭園ランキングで、なんと『足立美術館』の日本庭園が１位に選出されました！！

しかも、本ランキングの第１回（2003年）からず～っと１位に選ばれていて、これで17年連続となります。控えめに言っても山陰の宝であることは間違いなしです！

庭園は造園当初から大きくその姿を変えており、現在は借景の山々を含め、総面積が約16万5000平方メートル（約5万坪）に及びます。

枯山水庭、苔庭、池庭、白砂青松庭などから構成され、約800本の赤松と約100本の黒松を中心にサツキ、ツツジ、モミジなどが植栽されています。

庭園は同館専属の７人の庭師が毎日手入れをしていて、毎朝、開館前に職員全員で清掃することで、１年を通じて最善の状態で鑑賞できるようになっているんですよ！

現在、画家たちが生涯数多く描いた「テーマ」に注目して作品を紹介している冬季特別展「日本画のテーマ 巨匠が愛した美」を開催中です。

横山大観や橋本関雪らそうそうたる面々の日本画の巨匠の作品が見られるまたとない機会。

庭園の美しい造形美と合わせて鑑賞してみませんか？

イベント詳細は→→→「冬季特別展「日本画のテーマ 巨匠が愛した美」」

足立美術館

アダチビジュツカン

電 話：0854-28-7111

住 所：島根県安来市古川町320

営 業：9：00～17：00

休 み：無休 ＊1/22は新館のみ展示替えのため休館

駐 車：あり

情 報：HP