追っかけたくなる生き物や景色がいっぱい!出雲市『浜游自然観察広場』【公園であそ部】

編集部あつきち
編集部あつきち

スケッチや自由研究にも◎!自然とふれ合える出雲市の0円スポット『浜游自然観察広場』

土曜に公開中の公園コラム。

今回は出雲市の『浜游自然観察広場』へ。

一見すると草むらかと思いましたが、中に入ってみると、花が咲き、小さな池には橋が整えられ、木には植物の名札が下がっていて・・・。

人の手によって守られている、ステキな自然の楽園でした!

『浜游自然観察広場』は、その名の通り自然観察にピッタリの場所。スケッチや自由研究のネタにもなりそう。

今回、童心に返ってかなり楽しんでこれたので、時系列に沿って紹介します!

広場があるのは出雲市大社町杵築西湊原。『出雲大社』から南へ車で10分弱。

着くなり白くキレイな水生植物がお出迎え。

真ん中がくぼんでいて、ハスの葉っぱみたいな花。検索したら「オランダカイウ」と出てきた。

自然風景に馴染む木のベンチ。休憩していって!と言わんばかりの存在感。

広場に迎え入れられるような温かさを感じながら、ぐんぐん奥へ。

オオシマザクラ。赤い実が成熟の証かと思いきや、そこからさらに熟して、黒紫っぽい深い色へと変わっていくそうです。

桜餅に使われているのがこの葉っぱなんだとか。

すると、「ポトン、ポトン」と音が聞こえ、地面を見るとオオシマザクラの実がいっぱい。

ひょ、ひょっとして・・・!

いつの間にか実を踏んでしまっていました。汚れてもいい靴で来て良かった。

木陰が心地いい小道。

休憩できるところもある。雨が降ったらここへ逃げ込めますね。

広場で見られる生物が写真付きで紹介されていました。

カワセミのシャッターチャンスがあるみたい!

撮影場所は違うけど、一度だけ見たことがあるカワセミ。

遠くからでもよく分かる美しい羽毛にしばらく見惚れたなぁ。

ほかにもトンボやチョウなどが紹介されていました。

トンボを見つけたから撮ったけど、これなんだろう。

ネギみたいな葉っぱ!って思っていた植物の正体はハナショウブ。

今にも咲きそう(撮影は5月末)。

6月は見ごろを迎えて、広場を華やかに彩ってくれそうです。

一輪だけでも咲いてるのはないかな~と、周りを眺めていたら、ボチャン!と大きな音が。

その後、池の裏あたりからグウ~と、何者かの鳴き声!

ビックリして逃げそうになったけど、気になるので池の裏に回ってみた。

池の畔に何かいるぞ!

カメ!!

2匹並んで日光浴(?)。微動だにせずジッとしている2匹を遠くから観察。沈黙の時間にしばらく身をゆだねてみる。・・・なんて穏やかな時間なんだ。

しばらくして2匹とも池に戻ってしまったので、カメがいた場所へ。

カメさんたち目線↓

見つけたり、聞こえたり、匂ってみたり、触れてみたり。『浜游自然観察広場』は、 五感をたっぷり使って楽しめる、ワクワクが詰まった場所でした。

あれ? そういえば「グウ」という鳴き声はなんだったんだろう。

浜游自然観察広場

ハマユウシゼンカンサツヒロバ
住 所:島根県出雲市大社町杵築西湊原 [MAP]

【公園であそ部って?】全力で“子ども”に戻る公園の魅力“再発見”コラム

公園といえば、子連れはもちろん、散歩をしたり、愛犬と一緒に散歩をしたり、天気の良い日は乾いた芝生の上で寝転がったり。言うまでもなく利用方法は人によって様々。最近では、運動不足解消にウォーキングを楽しむ人が増えてきています。

このコラムは、米子・松江・出雲エリアを中心に、山陰の様々な公園に突撃し、童心に返った筆者が全力で公園の魅力を筆者視点で余すことなく(?)紹介していくコーナーです。

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この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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