泣いても、笑っても「青」が全部受け止めてくれる。『AOHAO gallery』-米子市


「青」は全部を受け止めてくれる色。心がホッとする米子市の『AOHAO gallery(アオアオギャラリー)』
春の慣れない新生活に、バタバタのGW。気づかぬうちに心や体に疲れがたまっていたり、理由のないモヤモヤを抱えていたりしませんか?
気持ちが沈みやすい5月。「気分転換したいけど、どこへ行こう」。
そんな時にこそ訪れて欲しい、とっておきの場所が米子市にあります。
それが、『AOHAO gallery(アオアオギャラリー)』。
青色のボールペンを用いた作風が印象的な画家・青已はなねさんが手がける、静かで温かい空間。
かつて洋菓子店だった建物をリノベーション。1階にアトリエ、1・2階が展示スペースとして開放されています。
『アオアオギャラリー』の場所、駐車場
場所は鳥取県米子市角盤町4-127-3。
営業時間は11:00~16:00。定休日は金・土曜。
駐車場は、斜め向かいに砂利の広いスペースがあり。
日常にある「青」が特別な世界へと誘う
扉を開けると広がるのは、どこか懐かしく、でも新しい“青の世界”。
展示されているのはすべて、一本の青いボールペンから生まれた作品たち。人物、動物、植物、そして心象風景まで、すべてが青い線の重なりで繊細に描かれています。
その線は時に柔らかく、時に力強く。息づかいが聞こえるような生命感をまといながら、見る人の心にスッと入り込みます。
「青は、全部を迎え入れてくれる色なんです」。
そう語る青已はなねさんが、青いボールペンで作品を描き始めたのは、“青で文字で書くと頭の中が整理される”という話を聞いたのがきっかけ。
青から生まれる世界には、うれしい気持ちも、悲しみや寂しさも、名前のない感情も、すべてを「そのままでいい」と、やさしく包み込んでくれるような温かさがありました。
現在展示されている作品は約30点。新作と旧作を織り交ぜ、季節やテーマに合わせて入れ替え。訪れるたびに新しい気づきと出会いがあるかも。
一枚の絵と、ひとつの詞
もうひとつの魅力が、作品ごとに添えられた「詞(ことば)」。
まるで自分の心の奥底を見透かされているかのような、ドキッとする言葉に出合うことも。
濃淡のある青い線が織りなす世界を前に、深層の感情が引き出され、少しずつほどけていくのかもしれません。
『AOHAO gallery』で、青已はなねさんの世界にふれてみませんか?
忙しい日常から少し離れて、心静かに自分と向き合う時間がすごせるかもしれません。
AOHAO gallery
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人

クロ
鳥取県米子市出身。アクティブなアウトドア派っぽいけどインドア派。山陰の自然と食べることが好き。でも、野菜と大豆が苦手。