野菜をおいしく長持ちさせる5つの保存テクニック【よく使う野菜の解説付き】

教えてエバラさん
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野菜をおいしく長持ちさせる保存方法をご紹介!節約や食品ロス軽減にも

おかたづけ“エバラPOINT”vol.66

みなさんこんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!

物価の上昇が止まらず、日々頭を悩ませている方は多いのでは?野菜の高騰は食卓にも大きな影響を与えています。

家族の健康を考え、決まった食費の中で何とかやりくりをしている方は多いでしょう。最近では、少しでも安く新鮮なものを購入したいと「直売所などでまとめ買いしている」といった話も。しかし、野菜を使い切るまでにムダにしてしまった経験は大なり小なり・・・。

そこで今回は、野菜を新鮮な状態で、最後までおいしく&使い切るためのポイントをご紹介します!

野菜を冷蔵庫で長持ちさせるためには、野菜ごとの適切な保存方法が大切!

1:野菜に適した温度で保存する

野菜室保存、常温保存、冷凍保存と3つの方法があります。

野菜は「すべて野菜室に保存」が正解ではなく、それぞれの野菜にあった保存方法を選ぶ必要があります。

葉物野菜は約1週間、根菜類は2〜3週間が野菜室での保存目安ですが、冷凍保存だと1ヶ月くらい持ちます。

常温保存が向いている野菜を冷蔵保存すると、野菜の鮮度や栄養価が失われ、低温障害を引き起こします。逆に冷凍保存をすることで、うま味が増す野菜も。

2:キッチンペーパーや新聞紙に包み、袋に入れて保存する

野菜は乾燥すると鮮度が落ちるため、買ったままの状態で保存するのはNG。

キッチンペーパーや新聞紙に包み、ジッパー袋などに入れて保存すると鮮度を長く保てます。使いかけの野菜も、切り口をラップで包んでおくといいでしょう!

3:余分な水滴は必ずふき取ってから保存する

野菜に必要以上に水滴が残っている状態だと、かえって傷みが早くなります。

すぐ使えるように洗って保存する場合、キッチンペーパーで余分な水滴をふき取ってから保存するようにしましょう。

4:野菜が育つ状態と同じように保存する

野菜を保存する時は、できるだけ育てられている時と同じ状態にして保存。

例えば、葉野菜や根菜類は立てて保存するのがオススメです。立てる時には、牛乳パックやペットボトルの容器を使うと安定しますよ。

5:よく使う野菜ごとの保存テクニック

ジャガイモ・サツマイモ

光が当たると芽が出てしまうため、新聞紙にくるみ、段ボールや発泡スチロール容器に入れて常温保存。風通しのいい冷暗所に置いておきましょう。

ただし、9℃以下の低温に長期間置くと、腐敗しやすいので、冬の間は屋内で保管を。

キノコ類

1~2日で食べ切れない場合、冷凍保存して保存できる期間を長くするのがオススメ。実は冷凍してから加熱するとうま味が増すんですよ♪

水菜・小松菜

乾燥に弱いので、濡らしたキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れます。そのうえで立てて保存すると◎。

レタス

野菜の芯は水分を一番必要とする部分。なので保存する場合、芯をくり抜き、濡らしたペーパーを詰めて、ポリ袋に入れ冷蔵庫で保存します。

レタスは、金属にふれると変色してしまう特性があるので、包丁は使わずに素手でねじり取るようにくり抜きましょう。

白菜

白菜をそのままにしておくと、芯が成長し続け、劣化を早めてしまいます。これはカットされていても同じ。

1玉であれば芯につまようじを2~3本刺して白菜の成長を止め、カットしてある場合は芯の部分に縦に切れ目を入れることで成長を抑えます。

新聞紙などに包む事で乾燥を防ぎ、鮮度をキープして保存できますよ。

大根

大根のように、葉と根が繋がっている野菜は、葉つきのままにせず、すぐに切り分けて別々に保存するのがオススメ。

葉つきのままにしておくと、葉が根から水分や養分を吸い取ることになり、味も落ちるのですぐに切り分けて立てて保存しましょう!


野菜を上手に保存できるようになれば、食品のロスを防ぎ節約にも繋がります!

また、まとめ買いし過ぎない事も大事。おいしくムダなく、食べ切れる量を考えて、買い足していくこともポイントです!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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整理収納アドバイザー

教えてエバラさん

「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。

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