【山陰の企業】生産者と食べる人の笑顔をつなぐ“会いに行くお肉屋さん”。鳥取市の「株式会社 HANAFUSA」【ラズダ広告】

編集部にっかんくん
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生産者と食べる人の笑顔をつなぐ“会いに行くお肉屋さん”。鳥取市の「株式会社 HANAFUSA」

みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!

今回取り上げるのは、鳥取県鳥取市の「株式会社 HANAFUSA」。

ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。

学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪

「株式会社 HANAFUSA」ってどんな会社?

地元畜産農家と連携しブランド和牛を創出 鳥取の和牛文化振興へ歩む

鳥取市に本社を置き、高品質の和牛肉を中心に食肉全般の卸売、加工、小売事業を手がける「株式会社HANAFUSA」。2005年の創業以来、米子、大阪、神戸、岡山に営業拠点を拡げながら、鳥取県東部で「BoucherieHanafusa(ブッシェリーハナフサ)」、西部地区に「花房精肉店」とJU米子髙島屋別館・フードスタジオカクバン内の「肉匠はなふさ」と、対面販売の直営店舗を展開。24年度には、広島市内に店舗をオープンしました。

通常、食肉の卸売業では、市場で購入した牛・豚・鶏肉などを扱いやすい大きさに加工し、飲食店や消費者に販売。しかし、はなふさの立ち位置は、同業他社とは少し異なります。業務の出発点は市場での仕入れではなく、地元、山陰、全国の生産者の元に足を運ぶこと。〝最高に旨い肉を届けたい〟と願う生産者の想いを共有し、自分たちの舌で味を確かめた中から、自信を持って販売できるお肉だけを扱っています。「特に牛肉は、血統、餌、飼育環境などさまざまな要因で味が左右され、同じ牛でも作り手の創意工夫によって肉の味が異なります。ですから、子牛生産者を含む肥育繁殖農家を訪ね、その想いを知ることが私たちの仕事の原点です」と花房稔社長。はなふさでは、これまで地道に生産者と会い続けた中から、「大山黒牛」「鳥取和牛オレイン55」など、高品質の黒毛和牛ブランドを取り扱っています。さらに、創業当初から地元の畜産農家と密に連携しながら、自社のプライベートブランド「鳥取いなば万葉牛」を創出し、現在鳥取を代表する和牛ブランドの一つへと押し上げました。また、全国の産地から肥育期間と脂の質にこだわった黒毛和牛をセレクトし、はなふさオリジナルブランド「花乃牛」を生み出しています。

生産→流通をガラス張りに飲食店のブランディングまで〝三方よし〟の経営方針を貫く

創業前、大手食品メーカーで食肉卸部門の社員だった花房社長は、勤務地の岡山ではおいしい和牛肉が普及していたのに対し、出身地・鳥取の精肉売り場に並ぶ牛肉は、輸入牛や乳牛などが大半で、和牛がほとんど店頭に並ばない現実を目の当たりにしました。22歳から食肉を扱い、全国各地の和牛の魅力を熟知していた花房社長は、〝ふるさと鳥取においしい和牛文化を根付かせたい〟と、一念発起。03年、「お肉のはなふさ賀露本店」(24年10月20日閉店)を個人で立ち上げたのが、株式会社はなふさの最初の一歩でした。当初から、自分が良いと思うお肉だけを取り扱うことに徹する花房社長は、自ら生産現場に足を運ぶ中、高い技術と努力で素晴らしい肉質の和牛を生産する、河原町の「谷口畜産」と巡り合います。07年に誕生した「鳥取いなば万葉牛」は、鳥取の生産者が作った和牛のおいしさを広めたいと願う花房社長と、谷口畜産が創り上げた逸品。神戸など和牛市場の品評会で実績をあげ、関西、首都圏で評価と認知度は高まってきました。
現在、全国の飲食店などで万葉牛を中心に使う年会費制度の指定登録店は77店舗を数え年々増加しています。国内でも破格のセリ値で仕入れ、流通する万葉牛。12年の入社以来、「生産者や飲食店と語り合いながら三者が共存共栄できるゴールを見据えた独自のコミュニティを作ることをやってきた」と話すのは中山直己統括本部長。〝肉屋のプロ〟としてお肉の味や脂を知り尽くしたいと月に16個体を食べて記録し、一年やり抜いたことで生産者ごとの特徴などを熟知しています。「ミシュランの星付きの料理人さんなどと対等なやり取りをさせていただき、選んだ肉で喜んでいただけることが最大のやりがい。これからもプロとして学びの姿勢を貫き、はなふさの肉で飲食店さんの商売のお手伝いをしていき常に必要とされる存在でいたい」。

一人一人が肉のスペシャリスト 未経験の若手も飛躍のチャンス

中国事業部部長の大島壮登(まさと)さん(28)は、建設業から転職。中山さんと出会い、営業の楽しさ、お肉を売る面白さを説かれ、入社を決めました。16年、3か月の研修を経て米子営業所のルートセールスへ。社用車(冷蔵2トン車)で担当エリアの得意先へ商品を届けながら、新規客も開拓。「扱う牛肉のおいしさを実感し、生産現場を知っているので、値段が高い理由も自信を持って説明できます。お客様に生産者の想いが伝わり、契約をいただけた時は本当にうれしく、やりがいを感じます」。わずか入社一年で主任に抜擢。その後、2つの営業所・所長として15名の部下を束ねました。24年には、28歳で中国事業部部長に昇格しました。

20年新卒入社の中村歩夢さん(22)は、24年4月から新たな職種で奮闘中。入社以来、神戸営業所を拠点に、地域の飲食店などに注文品を届けるルート配送を担当してきました。

自分から部署異動を願い出たことはないものの、入社5年目で総合管理部の販売促進チームに抜擢。今は大阪営業所にデスクを置き、はなふさの顧客や商品のリピーターを増やすための動画制作、オンラインショップのサイト運営管理などに関わっています。「毎日同じ作業を行う配送の仕事も嫌いではなかったけれど、今は自分で主体的に動いて、ゼロから1にする仕事。会社のPR動画を作るために鳥取や県外の和牛生産者を取材するなど、仕事の幅が拡がりました」とハツラツと話します。今後の目標は、お客様の依頼でPR動画を制作し、会社に利益をもたらしたいと、意欲に燃えています。

「花房精肉店」店長の坂本達哉さん(46)は、22年1月入社。それまで25年間焼き鳥店を営んだ経験を生かし、地域で親しまれ信頼される店づくりを目標に奮闘中です。精肉売り場では、普段使いと贈答用と、幅をもたせた商品構成にし、プライスカードに生産者の顔写真を加えた。仕事でやりがいを感じたのは、お客様が結婚式の内祝いとしてはなふさの和牛肉を採用してくださった事。「身内だけの小規模なお式でしたが、お客様の人生の大切な瞬間にギフトとして使われ、しかも贈られた方たちが喜んでくださったのを知り、うれしかった。これからも、お客様から〝良い肉を買うなら、はなふさ〟と言われるようにがんばりたいです」。

米子加工センター所属の井上恵さん(42)は、22年12月のパート入社をきっかけに、その7か月後には正社員に登用。「最初は〝お肉をカットする仕事〟に興味を抱きましたが、身近な食材なのに知らないことだらけでした」と振り返ります。

お肉は種類や部位によって保管や扱い方が違い、おいしく食べるためには、繊維の方向や調理法に応じた切り方があることを学びました。4名の熟練した精肉職人の先輩方は皆やさしく、頃合いをみて井上さんの包丁を研いでくれるなど、親身に技術を教え気遣ってくれるとのこと。井上さんは先輩方がカットした肉のパック包装、荷造りなどの補助業務から入り、今は鳥取県産の豚・鶏肉を中心にカット加工全般を担います。「お客様ごとに肉の部位や一切れのグラム数など、細かな要望に応える仕事。達成感があり、時間が経つのが早く感じます」。

採用担当者からあなたへ

県外からも注目をされる「万葉牛」は全国の有名店から評価をしていただいているブランド牛で、食べると口どけの良さとくどくない脂を実感できます。“本当に旨い肉を届けたい”をモットーに、肉のスペシャリスト《HANAFUSA》で働いてみませんか。

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0857-30-4129
採用直通 E-mail/hanafusa1129-mori@outlook.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

事業内容 卸売事業、小売事業、食肉加工業
創業 平成17(2005)年12月14日
代表者 代表取締役 花房 稔
社員数 76名(男39名 女37名)

67社を徹底取材!「鳥取・島根のリーディング企業2025」発売中

さらに詳しい内容は、ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2025」にて掲載中。

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている優良企業67社を徹底取材。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

山陰の各書店にて発売中なので、新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

株式会社 HANAFUSA

カブシキガイシャ ハナフサ
電 話:0857-30-4129(採用直通)
住 所:鳥取県鳥取市湖山町東3-60 [MAP]
情 報:HP

sponsored by 株式会社 HANAFUSA

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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タウン情報Lazuda アシスタントチーム

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山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。

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