【山陰の企業】大切な山の価値をつなげ、高めて生かす。松江市の「日新林業 株式会社」【ラズダ広告】
大切な山の価値をつなげ、高めて生かす。松江市の「日新林業 株式会社」
みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!
今回取り上げるのは、島根県松江市の「日新林業 株式会社」。
ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。
学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪
「日新林業 株式会社」ってどんな会社?
自社で伐採業務を開始 海外での原木調達も
戦後、安価な外国材の輸入増加で木材価格が下落し、その不採算性から適切に管理される人工林が減少したことは、さまざまな社会問題を生み出しました。一方で近年、CO2吸収や土砂災害・洪水防止など、健全な森林が有する多面的機能が再認識される中、持続可能な社会の実現を目指し、森林を保有・管理する企業も増えています。
「日新林業株式会社」は、島根県内に約1000haの自社林を保有。昨年春からは従来委託していた伐採業務も社員が中心となって担い、循環型林業サイクルがより円滑に回り始めました。
山林の保守管理を行う山林部では、苗木の新植から下刈り、除伐などの森林整備、利用できる大きさに成長した木の伐採までを担っています。保有する面積は東京ドーム約210個分で、これまでは経験豊富なベテラン社員が現場で指揮を執ったり、管理業務を行ったりしつつ、実務は委託業者の力を借りていました。
しかし、ウッドショックなどの影響もあり、計画通りに伐採作業が行えないなど、循環型林業にひずみが出始めました。そこで高性能林業機械を複数台導入し、自社での伐採業務をスタート。「PDCAサイクルを行う中で、難しかったC(確認)やA(改善)が行いやすくなりましたね」と鈴木憲専務は語ります。
さらに、グループ会社が製造した合板を加工し、付加価値をつけて販売する加工部や、海外から仕入れた広葉樹材や規格外の合板を販売する製材・合板部なども抱えており、業務内容は多岐にわたります。
「山での仕事から貿易や買い付け業務までさまざま。現場での作業も機械化によって以前より大幅に省力化されています。門戸が広い会社だと自負しています」と鈴木専務。資源としてのありがたみを重視し、地球環境に配慮したSGEC認証・PEFC認証・FSC認証木材の積極的な使用を進めています。「工場に丸太が届くのは当たり前じゃない。手間と時間をかけ、苦労して育て上げた大切な資源だということを常に忘れずに木と向き合っていきたいですね」。
認証材の積極使用など 持続可能な森林経営に共感
大学では防災関係のゼミに所属し、一日中、山に入って土砂災害の現地調査をしたこともある都田さん。「樹種における林内照度の季節変化の違いなどを調べていました」。環境に配慮し、自然と関わりがある事業を行っている地元企業に自然と目が行く中、違法に伐採されていない認証材を積極的に使用している日新林業に関心を覚えたそう。
現在は、全社員約20人の勤怠管理や、経費・請求書の処理を担当。「原木部には海外や県外など長期出張する社員も多く、経費計算は結構大変です。また、山林部が行っている森林整備事業では、さまざまな補助金を活用しているため、制度の勉強も欠かせません」と都田さん。9月には、グループ社員向けに行われる2泊3日の山林研修に参加し、下刈りから伐倒、苗木を植えることまでを行いました。「覚えることや経験することが多くて四苦八苦していますが、早く会社の全体像をつかみ、皆さんをサポートできるようになりたい」。
そんな都田さんの心強い味方が先輩社員の松本さん。日誌交換などを通じて業務を細やかにフォローしてくれるチューターの存在が大きな支えになっています。
ワークライフバランスを実現でき、目標持ってスキルアップできる職場
米子市内で9年間、保育士として働いていた平野さん。子どもの成長を間近で感じられる仕事にはやりがいを覚えていたものの、就職10年目を前に、全く違う業界に挑戦する気持ちも芽生えていました。
休日などを活用して取得していたフォークリフトの資格を生かせる職場として入社。「休憩をしっかり取れて、残業も少ないという点にも惹かれました」。グループ会社が製造した合板をカットしたり、撥水加工したりして、付加価値を付けて販売するのが加工部の仕事。平野さんは、加工前の合板の搬入から、加工後の各種合板の保管まで、主に工場内での運搬作業を担当。倉庫と工場、外を一日中移動するとあって、「一番苦労しているのは暑さです」と苦笑する平野さん。ドリンクホルダーの飲料水をこまめに補充し、熱中症には気を遣います。
機械を使った加工作業にも挑戦。一度に何枚もの板材を挽けるギャングソー作業や撥水加工などはまだ難しいものの、合板を一枚ずつカットするパネルソーは扱えるようになったとのこと。経験を重ね、まずは木材加工用機械作業主任者の資格取得を目指します。「目標があるのはモチベーションにつながります」。
採用担当者からあなたへ
日新グループの中では少数精鋭の会社ですので、様々な業務に携わることができます。誰とでも明るく元気にコミュニケーションが取れる方、様々なことに興味を持ち積極的にチャレンジできる方、木材を通じてものづくりや社会に関わりたい方はぜひお問合せ頂ければと思います。
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0859-44-3311
採用直通 E-mail/t.adachi@nisshin.gr.jp
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企業概要
事業内容 | 山林管理経営、国産材・外材の原木調達、合板・製材品の仕入れ・販売、合板二次加工 |
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創業 | 昭和22(1947)年10月8日 |
代表者 | 代表取締役 又賀 航一 |
社員数 | 21名(男17名 女4名) |
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日新林業 株式会社
ニッシンリンギョウ カブシキガイシャ
電 話:0859-44-3311(採用直通)
住 所:島根県松江市殿町383 [MAP]
情 報:HP
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
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山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。