青紫色の小さな花びらがかわいい「トウテイラン」。

花びらが稲穂のように密集し、下から上へスラッと伸びる様子が可憐です。

トウテイランを観賞できるのは、鳥取県湯梨浜町にある『トウテイランの里』。

トウテイランは、近畿・中国地方のうち、日本海側の海岸に自生する日本固有の乾性の植物。

世界的にも珍しい貴重な花のようで、湯梨浜町では「町の花」として保護されています。

トウテイランの自生地を調べると「京都府（北部）から島根県までの山陰海岸のごく一部に自生」との情報。野性のトウテイランは希少で、山陰海岸では、湯梨浜町や隠岐諸島と数えるほどしか自生地がないらしい。

絶滅危惧種に指定されているので、かなり貴重な花です!!

トウテイランの見ごろはだいたい８～９月下旬。秋には小さな実がなるそう。

私が訪れたのは７月最終週。当時はピークはまだ先のようでしたが、チラホラ咲いている花があり、これから花開いていくように見えました。

以前、この敷地を管理していたと話すご近所さんとたまたま出くわし、「トウテイラン見に来たとしたらまだ先だねー」と。

８月中旬くらいがベストタイミングかも、と親切に案内していただきました。

天候に左右されますが、見ごろの時期は花の色がより濃くなるそうです。

もう少し先だったかー！と思いつつ、シルバーの葉に淡い紫色の花は、見ていて涼しさを感じられるので、とても癒やされました♪

『トウテイランの里』内ではトウテイランだけじゃなく、コスモスやいろいろな花が植えられていました。

夏場でも楽しめるフラワースポットですよ！

住所は鳥取県東伯郡湯梨浜町橋津616-3。

国道９号から『馬ノ山公園』入口を入ってすぐ。駐車場は８台のうち１台が優先駐車場になっています。

トウテイランの里

トウテイランノサト
住 所：鳥取県東伯郡湯梨浜町橋津616-3 [MAP]
駐 車：あり

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