「株式会社ウミライ」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]
働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
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鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「株式会社ウミライ」ってどんな会社?
エネルギーから可能性を広げ 地域と人の未来を創造する
スケールメリット生かし 新事業を多角的に展開
境港と松江を挟む中海圏域、そこから広がる日本海の青々しく広大な海、さらにそこで生活する人々の100年後の未来を創造していく企業でありたい―。
そんな想いを込めて命名された新会社「株式会社ウミライ」が2023年3月に始動しました。創業100年を超える老舗エネルギー企業の堀田石油と、松江市を中心に11のサービスステーション(SS)を展開してきた松江石油が合併。各種エネルギーを通じた車や生活、経済活動のサポートから小売り、住宅まで、暮らしを豊かにする多様な事業を展開する“ミライ”へと続く新たな枠組みが生まれました。
舵取りを担う堀田收代表取締役社長(66)は、「エネルギーを取り巻く環境が大きく変化し、事業の多角化、異業種化が求められる一方、我々には地域のライフラインを守るという使命もある。地域の未来を創造する会社であり続けたい」と抱負を語ります。
人口減少による石油需要縮小が現実味を帯びる中、SSネットワークの再構築も求められています。ウミライは今年8月、飯南町で廃止が決まった他社運営のSSを、地域のライン確保のために自社運営SSと統合。今後も地域のサービス供給を第一に、広い視野での拠点維持を図ります。
SSを地域密着拠点として活用する動きも進行中で、「松江八幡町SS」は山陰で唯一「セブン-イレブン」を併設。堀田社長は、「既に実現している防災拠点のほか、宅配便サービスやカーシェアリング、レンタカー、将来は水素ステーションなどさまざまな展開が考えられます。地域ごとに需要も違うため、住民ニーズに寄り添った事業を進めていけたら」と語ります。
遊休地を活用した新事業にも積極的です。賃貸住宅事業として、境港市と松江市に既に2棟完成。さらに24年には松江駅前に10階建て40戸のマンションが完成する見通しだといいます。「地域経済の活性化のため、やれることは何でもしますよ」。山陰のトップリーダーの一人として、堀田社長の言葉からは強い意思が伺えます。
活気に溢れるウミライの職場
境港総合技術高校海洋科で一か月にわたる航海実習を2度経験し、海に関わる仕事に興味を持つようになった安部さん。現在は、漁船を始め、海上保安庁や水産庁の船、商船や貨物船など境港に入港した船への給油作業を担当しています。
多い時は一日で12、3隻への給油を行う一方、わずかな油断が油の漏洩などに結びつくこともあるため、作業中は気を引き締めるのだとか。一方で「同年代の同僚が多く、雰囲気も良いので働きやすいです。海の仕事なのに、毎日自宅に帰れる点も気に入っています」と笑顔。今秋に危険物取扱者乙種を取得、海技士の資格も目指しています。「全国各地の船乗りさんと話す機会があり、視野が広がります。もっと船や海の知識を増やしたい」
長谷川さんは入社後に危険物取扱者の資格を取り、SSのスタッフとコンビニエンス店舗スタッフを兼任。「当店は常連のお客様が多く、中には一日複数回来ていただく方も。両手で商品をお渡ししたり、弁当の上におしぼりを置いたりするなどちょっとした心配りを大事にしています」。
一応シフトが決まっているとはいえ、混雑時やトラブル発生時には急な対応も求められます。「当初は、釣銭機の不具合などで急にスタンドから呼ばれた時など、仕事の優先順位が付けられなかったことも。今は、状況に応じて判断できるようになりました」。心がけているのは、おもてなしの精神。小さな気遣いと丁寧な所作で、リピーターを増やしています。
谷口さんは、プロパンガスの保安・点検から、給湯機器やエアコンなどの住宅設備機器の提案や修理まで、暮らしの困りごとに幅広く対応するライフサポーター。「水漏れや電気工事なども担います。幅広い知識と経験が必要ですが、先輩方から現場で技術を教えてもらい、少しずつできることを増やしています」。
最近力を入れている営業アイテムは、ガス衣類乾燥機「乾太くん」。ガスユーザーだけでなく、オール電化住宅にも足を運び、人気商品を勧めています。高校卒業後約10年間所属した陸上自衛隊からの転身組。「接客を伴う営業職へのあこがれがあって」。鍛え抜いた忍耐力と体力を生かしつつ、管内を元気よく走り回ります。
20年弱の経験を持つベテラン整備士の高田さん。近年は、電気自動車(EV)の普及が進み、「見たことも触ったこともないような車が増えた」と苦笑しつつ、「勉強するしかありません。車を通じて時代の変化を感じ取れるのは面白いですよ」と前向きな姿勢を見せます。
車検や修理、整備などで一日に関わる車の数は平均10台前後。「ディーラーと違って、いろんなメーカーの多彩な車種を扱うことができるので、幅広い知識と技術が身に付きます」。車の電子制御部分が増え、目に見えない故障をコンピューターで診断する方法も活用されていますが、「最終的にはやはり経験です」と高田さん。週末は趣味のフットサルで汗を流しているとか。
山陰では暮らしに必要不可欠な車。そんな車を日常的にケアしてくれているのが、地域のサービスステーション(SS)です。「給油されるお客様のタイヤをチェックして、状態によっては交換を提案することも。お客様や地域住民の命をも左右するので、丁寧にお伝えします」と川合さん。父親譲りの車好きが高じて車業界に足を踏み入れました。
「人と話すのが苦手な方でしたが、我ながら随分上手になった気がします」。車に乗るのも、見るのも好きだという今若さんは、アルバイトの経験で自身が接客に向いていると感じ、SSへ。アルバイトを経て正社員となり、危険物取扱者乙4を取得、現在は川合さんとともにコーティング技術2級を目指しています。「整備の知識や技術も身に付けて、お客様や同僚から頼られる存在になりたい」。
SSにはさまざまな職業や地域の人が訪れ、その理由も給油だけとは限りません。「空気圧やオイルを見てほしいと言われる人も。人の役に立てていると日々実感できるし、いろんな人と話せるのも楽しい」と礒邉さん。地域になくてはならない存在として、三者三様に活躍しています。
車や船舶の燃料から、LPガスや電力などのライフエネルギー供給に加え、コンビニ経営や賃貸住宅など多彩な事業を手がけるウミライ。その業務の多くはエンドユーザーと直接関わって行われますが、バックオフィス業務を通して生産性向上や業務改善を狙うスタッフもいます。
銀行員を経て現在、法人営業などを担当する安達さんは、他社SSに対し、コーティングや整備など燃料以外のサービスを提案。「グループのスケールメリットを生かしたセールスに力を入れています」。他店でもウミライサービスを享受できる代行給油も積極的に進めています。
一方の橋本さんは、営業実績管理から仕入れ、受注業務などまで販売部のバックボーンとして活躍。鳥取市出身で大学も県内。地域に貢献したいと考え、当社を選んだとか。今夏は飯南町のSS統合も担当し、「今は合併後のあらゆるシステム統合に追われています」とのこと。燃料業界を取り巻く環境が変化する中、2人が重視するのが、顧客の信頼とアイデンティティです。「需要がなくなることはない。経営体力を付け、ニーズに対応できる企業でありたい」。
採用担当者からあなたへ
100年先の未来へ人と地域を導くエネルギーの総合商社です!地域を笑顔にしたい方、私たちと一緒に働きませんか。入社後はSSでスタッフとして経験を積んでいただいた後、希望・適正を考慮の上、SS店長・ガス営業・法人顧客営業など、さまざまな部門や職種へ進んでいただきます。
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0859-42-2155
採用直通 E-mail/recruit@umirai.co.jp
公式サイトはコチラ
企業概要
事業内容 | 石油製品販売、自動車関連事業、賃貸・住宅設備関連事業 など |
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創業 | 明治38(1905)年 |
代表者 | 代表取締役 堀田 收 |
社員数 | 227名(男166名 女61名) |
株式会社 ウミライ
カブシキガイシャ ウミライ
電 話:0859-42-2155(採用直通)
住 所:鳥取県境港市弥生町206 [MAP]
情 報:HP X YouTube
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。