目指せマッコリ王!雲南市三刀屋町にできた韓国酒専門店『OMONA BAR』へ行ってきた
近々、雲南市の食材を使った生マッコリも!雲南市『OMONA BAR』
「三刀屋町に変わったお店がオープンしてる」
との情報を聞きつけ、やってきました雲南市三刀屋町。目当ての場所にいたのは・・・
マ
ッ
コ
リ
王
!
鮮烈な(?)登場となったこちらは、“雲南のマッコリ王”を目指して奮闘中のそんさんひょんさん。
地域おこし協力隊などを経て、今春には生マッコリ製造のためクラファンを実施。そして2023年12月、自身の生マッコリと、韓国酒を扱う専門バー『OMONA BAR(オモナバー)』をオープンさせました。
雲南市産の米を使ったマッコリ作りに挑戦中
そんさんは韓国ソウル出身。学生時代から「いつか日本へ!」との思いがあったそうで、2004年に語学を学ぶために来日。大阪、京都、東京を経て、2018年に雲南市へ移住しました。
移住後の数年間、起業型地域おこし協力隊として活躍。ECサイトを立ち上げたり、雲南ローカルのクラファンをやったり。地域の盛り立て役として奮闘されていました。
そんさん、実は食にあまり興味がなかったそう。でも、雲南市へ移住して、豊かな食文化にふれ、今ではすっかり雲南市グルメのトリコに。
特に雲南市産のお米が大好き。けれど、地元の米農家さんは、後継者不足や米価の下落で厳しい状況。なんとかしたいと思い立ち、米が主原料の母国のお酒・マッコリ醸造を思いつきます!
これが“雲南のマッコリ王”こと、そんさんひょんさんのプロローグ。
現在は生マッコリ醸造所オープンに向け動いており、近々、本格的に始動するとのこと。
お店では試作中の生マッコリをいただけますよ。
一般的なマッコリは炭酸を入れて殺菌するのに対し、生マッコリは乳酸菌が活きた状態で、口あたりもまろやか。
マッコリ特有のシュワシュワ感は控えめ。無添加なので、雲南市産のお米本来の風味を感じられます。
お店では特製生マッコリと、透き通った上澄みも。この上澄み、純米酒のような飲み口で、ご飯に合いそう!
蒸留酒にワインなど、韓国の珍しいお酒を約30種ラインナップ
現在はプレオープン中ですが、様々な韓国酒が揃います。
直火で蒸留した焼酎「BURNT」、麹を10%以上使った伝統酒・薬酒などなど。
ワインや焼酎の中には、韓国でもあまりお目に掛かれない珍しい一本や、高級酒もあり。
そのほか、パッケージがかわいらしいソフトドリンクも揃います。
お店のマネージャーを務める方が、韓国酒のソムリエらしく、韓国のあちこちから個性派をあれこれセレクトしてくるそう!
初来店ならオススメの飲み物をセットにした飲み比べセット「1000円の幸せ」をどうぞ。
辛口が好き、ワインが飲みたいなど、そんさんに伝えれば、取り合わせてくれますよ。
お店ではお酒のほかに、フード類も少々用意。10種ある袋麺、豆腐キムチ、野菜チップスなど、お酒のおつまみも個性派揃い!
そしてなんと、『オモナバー』では飲食の持ち込みOK。
周辺のお店で料理をテイクアウトして、韓国酒とのペアリングを楽しむのもいいかも!
『オモナバー』の本格オープンは2024年1月の予定。今後は韓国教室をはじめ、いろんなことにチャレンジしていくみたい。
日本と韓国、そして雲南市の異文化交流拠点になっていきそうですね。
サンヒョンさんが“雲南のマッコリ王”になる未来は近い!かも?
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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