浜田市でモルック体験!楽しみながら“防災”も学べるイベントのお手伝いへ
浜田市で「防災×モルック体験」イベント開催。編集部がお手伝いへゴー!
みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部みずっちです。
突然ですが、みなさんは「モルック」というスポーツを知ってますか?
フィンランド発祥で老若男女を問わず遊べるニュースポーツ。「木製の棒をピンに向かって投げたり転がしたりして倒す」シンプルなスポーツながら点数付けは奥深く、戦略を考えてプレーするのが勝敗のキーになります。
誰でも参加できる気軽さから、じわじわと人気なんですよ~!
ちなみに、今回もラズダのネタ元「しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!」で、ワークショップ参加者募集を見つけて参加!
モルック体験のみならず、防災スキルも学べるイベントに参加してきました!
会場は、浜田市の高台にある『海のみえる文化公園』。木々に囲まれた緑豊かな環境ながら、公園からは海の景色もチラリ。
まずは防災スキルを身につける!ロープワークでシェルターづくり
まずはじめは防災ワークショップ。様々な結び方ができるロープワークは、結ぶ方法を知っていればいろんな場面で役立ちます。
流行りのアウトドアやキャンプはもちろん、日常生活や災害時まで、もしもの時に備えるためしっかりレクチャーを受けます。
ロープワークはロープの扱いに慣れるまでみなさん中々難しい様子。
スタッフの動きをお手本にして、日差しや雨風をしのげるシェルター作りにチャレンジ!
なんとシェルターに!
これでもしもの災害時にも日差しや雨を防ぐことができますね。シェルターがあれば身体への負担、そして災害時の心の不安も軽減できそうです。
プロ直伝!安全な火起こし術
マッチの付け方ひとつにしても、プロはやはり違います。
益田市内のアウトドアショップ『アウトドアベース Sunpo』の積田さんからは、火の扱いを子どもたちに伝授。身の回りにある素材を使い、どの順番で火を大きくしていくのかなど、詳しく丁寧に教えてもらいます。
スタッフ参加の私も「そういえばマッチの正しい付け方って・・・」と不安に。子どもたちと一緒になってしっかりと身につけてきましたよ〜。
今回、着火剤代わりに使用したのはなんと牛乳パック。これがよく燃えるみたいなので、いざという時に重宝しそう!捨てずに何個か保管しておこう〜。
湯煎でお米が炊ける!魔法のビニール袋
お次は少し変わったお米の炊飯方法。アウトドアやキャンプでよく見る飯盒(はんごう)ではなく、今回はなんとビニール袋!(初めての体験!)
教わったのは、特定非営利活動法人「石西防災研究所」の伊藤さん。
防災の普及啓発、自然体験会、有害生物対策について、益田市を中心に活動をされています。
災害時にも温かいご飯が食べられるビニール袋を使った炊飯方法。スタッフみんなもレクチャー通りにお米と水をビニール袋に入れていきます。
早速湯煎開始!
みんなで持参したレトルトカレーと一緒に湯せんにかけます。
数十分後、そろそろお米がいい具合になってきたので上げてみることに。ドキドキの瞬間です!
おお、これは、、しっかり炊けてる!うれしい!カレーライスの完成〜。
と、ここで豆知識。紙皿にサランラップを敷いてから食べ物を置くことで、紙皿を汚すことなく使えるので再利用が可能。
洗い物をすることなく食事ができますよ〜。
初めてでも楽しめる!ユニバーサルスポーツ“モルック”
昼食を終えるとみんなでモルック体験スタート。
基本的には「モルック(木の棒)をスキットル(木製のピン)に向かって投げたり転がしたりして倒す」という至ってシンプルな競技。運動が苦手な人も参加しやすく、子どもも大人もみんなで一緒に楽しめるスポーツです。
ボーリングのピンのように並んだスキットル(木製のピン)に狙いを定めて、モルックを「それっ!」と投げます。投げて当てるのが難しそうだったら転がしてもOK。
簡単に見えてこれが意外と難しい!というのもこのモルック、頭脳プレーが特徴でルールがとてもユニークなんです。
投げて倒れたスキットルの内容によって得点を加算していき、先に50点ピッタリに得点した方が勝ち。
スキットルが完全に倒れなかったら無得点、50点を超えてしまったら25点の減点、さらには3回連続で失投した場合、なんと失格!
子どもが大人よりも得点をあげる場面もあってみんなで大盛り上がり!
性別・年齢問わず真剣勝負ができるスポーツに私もサポーターのみなさんも一緒に楽しみました!
モルックの認知度は年々増えているようで競技人口も上昇中。来年の夏にはなんと北海道・函館で世界大会の開催が予定されています!(スゴい!)
今回は「防災×モルック体験」イベントでしたが、主催した「モルック浜田」の生田さんは「地域づくりのイベントなどにコミュニケーションツールとして利用して地域貢献をしていきたい」と語ります。
お年寄りから若い世代までが一緒になって楽しめるモルック。今後もモルック普及のために体験会などいろいろ予定しているとのことなので、最新情報はInstagramをチェックしてみてくださいね。
イベント参加者のみなさん、サポーターのみなさんもお疲れ様でした!
ふるさと島根定住財団HP「しまっち!」とは?
過去にはこんなプロジェクトに参加してみました!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部みずっち
日刊webラズダ編集部。愛知県出身→東京→大阪→境港市在住(Iターン)。
だいたい2週間に一回坊主頭にしている三十路父ちゃん。「顔色悪いよ?」と心配されるので髭を剃るのはやめました。
DIYで家をリフォームしてみたり、畑仕事やら釣りやらバーベキューやらとやったことのないことにチャレンジ中。
楽しいことに夢中になるとついつい時間を忘れて、次の日は大抵体がしんどいです・・・。
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