こんにちは。山陰のタウン情報誌ラズダの編集部あつきちです。

散歩の舞台は米子市淀江町。

2005年、米子市と合併し「米子市淀江町」となりましたが、合併前は「西伯郡」に属する町でした。「天の真名井」や「本宮の泉」など、名水スポットが点在する自然豊かな町でもあります。

大山のふもとにあるので、空気が澄んだ日は大山もキレイに良く見える！

淀江町は私が住む米子市の隣町。けど、米子にはないようなのんびり感が漂ってる！・・・気がする。

今回はそんな淀江町を気ままに散歩。地元の人にとっては、“懐かしい！”という要素も、もしかしたらあるのかも？

散歩の出発地点は淀江駅。

小さな駅。こぢんまりと、ポツンとした感がなんかイイ。

駅の自転車小屋近くにいたハニワの像（？）。

とりあえず散歩の前に挨拶をひと言。

行ってきます！

とりあえず、あてもなく歩いてみる。

駅から見えるオレンジ色の看板。何か文字が書いてある。

ざ、斬新！！

思わず首を斜めにして文字を追ってしまいました。

誰が見てもパーマ屋さんが２階にあるのがひと目で分かりますね。駅を出発してすぐに、クスッとなってしまう場面でした。

パーマ屋さんから少し歩いた先には、「パンの店なかにし」の文字。

地元民にはお馴染みの『なかにし製パン所』。地元の人によると、給食のパンなどによく出てきたり、法事パンの定番だったりと、何かと思い出のあるパン屋さんなんだとか。

営業してるか分からなかったので、おそるおそる中へ入ってみると従業員さんがひとり。

「今日はもうパンがなくて、淀江のAコープでパンを販売しています」とのこと。散歩の後に寄ってみよう！

淀江の町並みにはレトロな要素がチラホラと。

緑と赤のカラフルなサンシェードが家屋に妙にマッチ。

淀江駅前の通りから出たところ。

『山陰合同銀行 淀江出張所』の前には美容室『アヤ美容室』。

『アヤ美容室』の上をご覧ください！

な、なんの絵だろう・・・？

不思議な絵が描かれています。

↓

牛？

・・・のような動物がいて、人々が何かを両手にかかえて順番に並んでいる。

何かの儀式中!?

この絵が不思議でたまらなくて、しばらくその場でジッと眺めてました。

（分かる方いたら、教えてください！）

こちらは『田中商店』さん。

昔の商店にはカラフルなサンシェードがかかっていて、今見るとかわいらしく見える。

『田中商店』さんの扉には張り紙がたくさん貼られていて、ひとつだけ気になるものが↓

「しばらく卓球はできません」

なんと、卓球ができる商店だったようです。（こっそり中を覗いてみたら卓球台が置いてあった！）

かつて卓球をしに少年・少女が集ったのだろうか・・・？

どんどん妄想膨らむ淀江町散歩。

いつか復活すれば、卓球を求めて地元の人らが集う場所になるかも？

さらに歩いていくと、お花屋さんを発見！

しかも、同じ名前の花屋が向かい合っている。

『フラワー＆フルーツ ほんだ』さん。

こちらも『フラワー＆フルーツ ほんだ』さん。

右側の「ほんだ」さんは現在営業中。左の「ほんだ」さんは初代店舗らしく、今はお花たちを保管しておく倉庫のような役割をしているようですよ。

せっかくなのでお花を購入。

『フラワー＆フルーツほんだ』のそばには川も流れていて気持ちがいい。

静かな住宅と穏やかな川、空を見上げれば青い空！

多分、昔から変わらない風景がここにはあって、久しぶりに帰ってきた人たちは、懐かしい気持ちでいっぱいになるんじゃないかなぁ。

懐かしい風景からは温かさも感じられて、そこを歩くだけで心ほのぼの。

“歩いたご褒美”って、かなり自分に甘すぎ・・な気もしましたが、たくさん歩いた自分にご褒美。

散歩の途中に見つけた『なかにし製パン』のパンを求めて『Aコープよどえ店』へ

地元の人に聞いた「なかにしといえばメロンパン！」のメロンパンはなかったけど「あんぱん」と「クリームパン」をGETしました。

歩いて空腹だったお腹も心も充分に満たされましたとさ！

淀江駅（散歩のスタート地点）

ヨドエエキ
住 所：鳥取県米子市淀江町淀江 [MAP]