遊び盛りの働き者!?出雲市伊野地区の「こどもマーケット」でキッズの本気を見た!

編集部あつきち
編集部あつきち

中山間地域に来場300名以上! 出雲市伊野地区の「こどもマーケット」に参加してきた

青空の下、手の平を空に向かって高ーく上げる、子どもと大人たち。

こんにちは! 山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部あつきちです。

出雲市の山あい、伊野地区で開催されたイベント「こどもマーケット」へ行ってきました!

「こどもマーケット」とは文字通り、子どもが主体となって運営するマーケットのこと。

出雲市伊野地区の大自然で育った子どもたちに、「暮らしに役立つ実用的なことを、楽しみながら学んで欲しい!」。そんな思いから、「ino.ti(いのち)~中山間地域の未来へ~」が企画したイベント。

「ino.ti(いのち)~中山間地域の未来へ~」は伊野地区のお母さんたちを中心に結成された地域団体。当日は子どもたちが考えたお店8店舗が出店しました。

雲ひとつない快晴、まさにイベント日和です。子どもたちはちょっぴり緊張も含んだドキドキ&ワクワクの表情。

イベント会場となる古民家は子どもたちにとって大事なステージ。

この場所も「こどもマーケット」を開催するにあたって、子どもたちはお母さん、お父さんたちと事前にお掃除。ホコリを掃いたり、床や窓を拭いたり、古い場所はDIYをしたり。古民家再生をされたんだそうですよ。

お父さん、お母さんと一緒に考えたマーケットは、多彩なアイデアがいっぱい!

「こどもマーケット」オープンと同時にお客さんが続々と。玄関はあっという間に靴でいっぱいになりました。

各お店の前には、たくさんの人だかり。

子どもたちによるお店のジャンルは様々。手作り雑貨、古着、おもちゃ、ゲームなどの体験系など。

子どもたちのセンスがメチャメチャ高くて尊敬もの。大人の私も、夢中になって見てしまうほどでした!

まるで宝石! 本物の“貝殻ストラップ”

本物の貝殻を使ったマグネットやキーホルダーがずらり!

素材はこの夏に海で拾ったものなんだそう♪

顔みたいなものやキラキラしているものなど、一つひとつ表情が違います。仕上げまで一つひとつ丁寧に。

お次は・・・

\オシャレ♪ な手作りアクセサリー/

パパと娘さん2人並んで接客してくれたこちらのお店は、手作りアクセサリーの「アクセサリーボックス」。

ブレスレットやピン留め、指輪などなど。「かわいいものを身に着けたい!」女の子のアイデアがいっぱい詰まったお店でした。

スライム作りに弓矢、かたぬき遊び! 遊び盛りのキッズがわんさか

スライム作りのお店は大盛況!

それぞれが好きな色を選んで、かき混ぜて、オリジナルのスライムが完成。

「こうしたらトロトロになるんだ~」「ほうしゃ水は少しずつだよ」といった作り方のコツが机に貼られていました。

昔懐かしの「型抜き」。伝統的な遊びは、子どもに混じって大人も一緒に楽しんでいました。

お客さんたちへの対応はもちろん、子どもたち自信もイベントを精一杯楽しんでいた様子!

せっかくなので子どもたちの接客を受けてみる

盛り上がるイベントの様子を見ていたら、私も一緒に楽しみたくなってきた。

仕事でお邪魔しましたが、せっかく来たので何かやりたいと、あてくじに挑戦!

《子ども店員さん》
あてくじ何回しますか?

《ラズダ編集部あつきち》
1回挑戦します!

《子ども店員さん》
じゃあここから引いてください(牛乳パックで作った抽選箱)

《ラズダ編集部あつきち》
じゃあ・・・コレで!

《ラズダ編集部あつきち》
ドキドキ・・・

《子ども店員さん》
あっ、ハズレ

当選したらかわいいおもちゃ、古着がもらえたけど、私は見事ハズレ・・・。でも、ハズレの人にもうれしいお菓子のプレゼントがあって、ハズレが出たけどうれしい気持ちに!

お次はこちらのお店へ↓

《ラズダ編集部あつきち》
お、お米売ってる‼

《子ども店員さん》
いらっしゃいませ~

「げんちゃん」は写真に写ってる男の子。お家のお米作りを田植えから手伝っていたみたいで、並んでいるのは今秋収穫したばかりの新米! 一合50円、二合100円。

《ラズダ編集部あつきち》
一合ください!

《子ども店員さん》
ありがとうございます。50円です!お金はここにお願いします。

~~~~~~

伊野の大自然の恵みの中で収穫されたばかりの新米。おいしいに決まっています! 自分で作ったお米を買ってもらって、食べてもらうなんて、やりがいたっぷり。収穫お疲れ様でした!

そして最初に見ていた貝殻のマグネットも購入。(かわいいので2つも買っちゃった)

また、「こどもマーケット」に来られたお客さんにはシールスタンプラリー台もプレゼント。全部集めた子に見せてもらったよ!

シール貼りも子どもたちの大事な仕事。

これは、商品を買ってもらわなくても、「シールを貼る」作業を通して「ひとつ仕事をこなした!」という、ある種の達成感を体験してもらうための仕掛け。

「こどもマーケット」は気づいたら大盛況!

「こどもマーケット」では全8店舗の参加。参加者の中には、隣の東地区や松江市といった地区外からの参加も。

お父さん、お母さん任せにするのではなく、自分(子ども)たちで受け答えをしている点が印象的でした。

第2回に期待したいですね♪

がんばる子どもたちの傍ら、大人も一緒にイベントを盛り上げた

「こどもマーケット」は子どもが主役なことのほか、大人も“裏の主役”!

出店参加者の親御さんは、子どもたちを精一杯サポート。一緒にお店をすることで、後々「親子の絆が深まった!」なんて声もあったそうですよ♪

古民家の外では市内からイベントに協力されたお店さんの姿も。

イベントも終わる頃、コーヒーを求めに大人たちが集う(笑)。

温かいコーヒーでブレイクタイム♪

地元のママが団結! 記念すべき第1回目の「こどもマーケット」は大成功

「ino.ti」初主催の「こどもマーケット」は来場者は300名越えと大成功!

“10年後の伊野の未来を考えよう!”を合言葉に活動している「伊野未来こい!ネット」から独立した生まれたてホヤホヤの新しい団体「ino.ti」。

伊野地区のお母さんたちが中心に立ち上がり、この春から活動中。兼折さん(写真中央)を中心に、「中山間地域を盛り上げたい、中山間地域に人を集めたい」との思いで今後も活動していきます。

元気いっぱいのお母さんトリオ。みなさん笑顔がステキ!

この笑顔に負けないくらい、今日参加した子どもたち、お客さんの笑顔もキラキラ光っていましたよ。

「こどもマーケット」第2回はもちろん、伊野地区以外の中山間地域など行動範囲を広めて、子どもも大人もみんなが楽しめるイベントを企画していきたいとのこと!

来年以降の活動にも注目ですね。

この記事を見て気になった方も、ぜひ参加してみてくださいね♪

ふるさと島根定住財団HP「しまっち!」とは?

今回のイベントを見つけたのは、ふるさと島根定住財団の新しいHP「しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!」。

「しまっち!」は自分なりのペースや参加方法で、島根の人・まちと交流できるポータルサイト。

現在、イベント・プログラムなどに参加する「サポーター」に加え、プログラムの主催者・地域団体などの「オーナー」も募集中みたい。興味がある方はHPをのぞいていて見て!

《HPはこちら》しまね関係人口マッチング・交流サイト しまっち!

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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