参道で出合ったやさしい味に心もじ~んわり。愛らしい看板犬も【山陰フォト散歩】
出雲市『一畑薬師』の参道で出合ったやさしい味、人、そして看板犬
こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部あつきちです。
先日、“目のお薬師様”で有名な出雲市『一畑薬師』へ行ってきました。
目の絵馬に願いを込めたり、自分の目に感謝の気持ちを込めてお参りしたり。
空気もおいしくて、景色も良くて、目だけじゃなく心まで浄化されてしまう場所でした。
今回は『一畑薬師』ではなく、その参道沿いをメインに紹介したいと思います。
\参道沿いにいる働きもの/
呼び込み上手なテツくんとモモちゃん!
『一畑薬師』参道沿いで出合う、人懐っこくて愛嬌たっぷりの看板犬たち。犬好きにはたまらない参道。
「参拝終わったら寄ってってよ~」
と2匹に言われている気がした私は、立ち寄らないわけにはいかず・・・。
テツくんとモモちゃんがいる『一畑薬師』の場所、駐車場
参道沿いでゆっくり、ホッコリ。心あたたまる時間
訪問したのは10月初旬。日中は暑いくらいの日でしたが、山の上にある『一畑薬師』は少し肌寒い。行かれる際は暖かい服装で。
商店の人に聞くと、食事処やお土産屋さん、お饅頭屋さん全部で7つのお店が営業中とのこと。私が行った時は食事処の『もんぜん』、『なかやま商店』、参道入り口の一畑まんじゅうのお店『開眼堂』があいていました。
『お食事処もんぜん』でカレーライスと割子そば
愛嬌たっぷりのテツくんがいるのは『お食事処もんぜん』。クルンと巻いた太いシッポ。本当にかわいい! 参道沿いの人気者です。
手打ち出雲そばが自慢の『お食事処もんぜん』。「そば三昧セット」、「天ぷらそば」、「肉そば」といったそばメニューのほかにもうどん、丼、ラーメンも。
ここはやっぱり「出雲そば一択でしょ!」と言いたいところですが・・・当時のワタクシお腹ペコペコ。
「カレーもそばも食べたいんですけど…」とお母さんに言うと、「カレーライス」と「割子」のセットを提案してくれました♪
カレーもそばも食べてお腹も満たされ、お店でほっとひと息。そばはコシもあり食べ応えある麺でした。次来た時は「天ぷらそば」かなぁ~。
店内にはテーブル席、その奥には畳の小上がりもあり、座敷から見える宍道湖、山々の景色がすばらしかったです。
『お食事処もんぜん』の詳細はHPで。
『なかやま商店』であったか~い甘酒
駐車場に近い場所には『なかやま商店』と並んで『開眼堂』が立っています。
気さくに話しかけてくれたお父さんがいた『開眼堂』も気になりつつも、今回は黒柴のモモちゃんがいる『なかやま商店』へ。
\ワタシが看板犬のモモです。/
モモ色の紐に繋がれたモモちゃんは、ハロウィン仕様に。
『なかやま商店』も食事処としてご飯ものや麺類などのメニューを提供中。お母さんにオススメを聞いたら「手作りの甘酒」とのこと!
鳥取県出身の私は「がい」に聞き馴染みがなく・・・。出雲弁で「おかゆ」のことを「がい」と言うこともあるらしい。
「ちょっと待ってね~」とお母さんがキッチンへ行き、甘酒の準備。
その頃モモちゃんは、私のことを目もくれず、いい子にお母さんを待機中↓
砂糖は使わずに、もち米と米麹のみで作る甘酒。・・・ホッとする味。
粒感もしっかりあって飲むというより「食べる」甘酒。
お、おいしい~。(冷えた体に染み渡る。)
おいしくてあっという間に完食してしまった甘酒。もっとゆっくり味わうべきだった・・・!
甘酒をいただく間はお母さんとおしゃべり。
★参道沿いには100年近い歴史ある商店が多いこと
★一畑地区には昔遊園地と動物園が一緒になったテーマパーク(一畑パーク)があったこと
★今の駐車場の場所には観覧車が設置してあったこと
★昔は1300段もの石段を登らないと参拝できなかったこと
などなど。
今の姿からは想像もつかない地元のことを教えてくれ、正直、時間が足りませんでした。
『一畑薬師』は初めて行った場所でしたが、地元の方が歓迎してくれているようなアットホームな空気がありました。
どの商店の方も「いらっしゃい」と出迎えてくれて、商店の方の人柄や真心こもった食事に心もじ~んわり温まる。
テツくんにもモモちゃんにも、商店の方たちにも、また会いに行きたい!
そう思わせてくれるステキな場所ですよ。
なかやま商店
ナカヤマショウテン
電 話:0853-67-0029
住 所:島根県出雲市小境町2117 [MAP]
営 業:9:00~17:00
休 み:年中無休 *臨時休業の場合あり
駐 車:一畑薬師駐車場利用
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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