局地的武勇伝!? 松江市八雲町の「切り通し」の立役者・周藤彌兵衛さんって?

編集部いしやん
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地元民のヒーロー・周藤さんとは?

松江市市街地からひと足のばした八雲町は、出雲国一宮『熊野大社』、国宝を有する『神魂神社』といった、歴史深いエリア。豊かな自然が残る場所だけあって、特に初夏から夏の時期は観光客の姿も多いです。

その八雲町で、窮地を救った“ヒーロー”として語り継がれているのが、周藤彌兵衛さんです。

かつて、八雲町の日吉地区は意宇川の氾濫で、たびたび水害に悩まされていたそう。苦しむ人々を救うべく、立ち上がったのが地元の豪農・周藤彌兵衛その人です。私財を投げ出し、のみと槌を使い、56歳からなんと97歳までの42年をかけて、土地を切り開き「切り通し」を完成させたまさに英雄。

現在も当時の工事の跡が確認でき、意宇川沿いに整備された『日吉親水公園』のそばには銅像も。

ショベルカーやダンプカーといった工事用機材がなかった時代、人力で、しかも手作業で進めた工事跡は、血と汗と涙の結晶! 八雲町に訪れる際はぜひ立ち寄ってみてほしいスポットです!

なお、切り通しは足場が急なので、近づいての見学ができないので注意しよう。

『日吉親水公園』近くにある周藤彌兵衛の像。
日吉地区の住宅街には「川違え(かわたがえ)」という場所があり、以前はこの辺りは川が流れていたそう。これも彌兵衛が行った開削工事のひとつです。

【八雲NEWS】8月14日には「やくも夏まつり」を開催します!

昨年まで19年間行われていた「やくもまつり おいでな祭」が、今年から「やくも夏まつり」としてリニューアル。新登場の「八雲モクモク音頭」をみんなで踊り、フィナーレには約2000初の花火が八雲の空を彩ります!

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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