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野外・洞窟で大自然の壮大なパワーを体感!@岡山県新見市【西日本おでかけマンスリー】

野外・洞窟で大自然の壮大なパワーを体感!岡山県新見市の穴場をピックアップ

北を中国山地、南は吉備高原の豊かな自然に囲まれ、近年「A級食材の宝庫」としても注目度が高い新見市。

だけど、実はもうひとつ、ひそかに人気を集めているのが鍾乳洞巡り。

市内各地に約200カ所もあるとされる鍾乳洞の中でも、今回は見どころ満載の3スポットをご紹介!

神秘の石群とLEDがコラボする幻想空間

【1】満奇洞(まきどう)

江戸末期に発見された全長約450mの鍾乳洞。歌人、与謝野鉄幹・晶子夫妻が「奇に満ちた洞」と詠んだことから「満奇洞」の名が広がった。

LED 照明で幻想的にライトアップされた洞内は、日本屈指のリムストーンが広がる「千枚田」をはじめ、無数の鐘乳管やつらら石、石柱、流れ石など多様な種類の鍾乳石が発達。天然芸術の神秘を思う存分楽しむことができます。

また、ハート形の穴の奥に位置する「恋人の泉」は恋人の聖地としても話題。

電 話:0867-74-3100
​住 所:岡山県新見市豊永赤馬2276-2
営 業:8:30~17:00(最終受付16:30)
料 金:高校生以上1000円、中学生800円、小学生500円、未就学児無料
駐 車:150台

朽ちてなお壮大な巨大岩のアーチ

【2】羅生門(らしょうもん)

鍾乳洞の天井がアーチ形に陥没し高さ約40mの天然の石門として残った、いわば鍾乳洞の「終の姿」。

第一門から第四門まであり、洞口から吹き出す低温多湿な空気のため夏も涼しく、周囲には高山性・北方系の草花や亜熱帯系のコケ類など多彩な植物が生育。

ヒメボタルの生息地としても認知されていて、7月初旬には黄金の光が舞い踊る幻想的な光景が広がります。

1930年に国の天然記念物に、2007年には日本の地質百選にも選定。春になると約700本の桜が見事に咲き誇る「さくら公園」も。

電話:0867-72-6136(新見市役所 商工観光課)
住所:岡山県新見市草間4484-1
問合:終日
料金:無料
駐車:20台
※落石・落木のため、第一門までの入場となります

巨大絶壁の奥に広がる圧巻の自然芸術

【3】井倉洞(いくらどう)

草間カルスト台地に数億年の時をかけて浸み込んだ水が造り出した全長約1200mの巨大鍾乳洞。

高梁川沿いに思わず見上げてしまう約240mの絶壁面から洞内に入ると、長い年月を経て石となった約30の奇石・怪石が点在。

「銀すだれ」や「瀬戸の海」、「竹林」、「水衣」などどれも見応えがありますが、中でも天の岩穴からごう音を響かせ落下する高さ約50mの「地軸の滝」は圧巻です。

出口付近には縁結びと悲恋解放の神として祀られた「阿里佐の宮」が鎮座し、恋愛パワースポットとしても人気。

電 話:0867-75-2224
住 所:岡山県新見市井倉409
営 業:8:30~17:00(最終受付16:30)
料 金:高校生以上1000円、中学生800円、小学生500円、未就学児無料
駐 車:250台

ぜったい行きたい!立ち寄りスポット

大原観光果樹園

モモ・ナシ・リンゴの収穫期限定で果物狩りができる観光果樹園。

7月上旬~のモモ狩り(大人1500円、小学生1000円、小学生未満800円)では、とれたてのモモが食べ放題で味わえます。

電 話:0867-74-3202
住 所:岡山県新見市草間1204
営 業:8:00~17:00
休 み:なし
駐 車:30台
情 報:HP

そば道場 田舎家

「蕎麦の里」として知られる地元・草間産の玄そばを石臼で丁寧に挽き、打ちたて・ゆがきたてを味わわせてくれる人気店。

事前に予約すれば、そば打ち体験も楽しめますよ。

電話:0867-74-2077
住所:岡山県新見市草間8729-2
営業:10:30~16:00(OS15:30)
休み:月曜(祝日の場合は翌火曜)
席数:36席
駐車:60台
情報:HP

満奇洞観光ドライブイン

満奇洞ビジターの必食グルメといえば「元祖バクダンキャンディー」(200円)。

ゴム製容器入りの氷駄菓子で、ほかでは中々お目にかかれないため、これを目当てに訪れる客も多いとのこと。

電 話:0867-74-2200
住 所:岡山県新見市豊永赤馬2377
営 業:9:00~17:00
休 み:なし
席 数:48席*レストランは休業中
駐 車:60台
情 報:Facebook

新見はA~とこなんじゃ ~A級の誇り 新見市~

中国山地と吉備高原に囲まれた自然豊かな新見市は、全国の和牛ブランドのルーツとされる千屋牛を筆頭に、ピオーネやワイン、キャビアなどの高級食材(A級グルメ)やそば、日本酒など絶品グルメの宝庫!

キャンプ場や温泉などレジャースポットも満載なので、春夏秋冬の旬な魅力を体験して。

新見市役所 商工観光課

電話:0867-72-6136
住所:岡山県新見市新見310-3