鳥取市国府町は古代に因幡国庁がおかれ、因幡国の中心地だった。そこには大伴家持が国守として赴任し、万葉集の最後を飾る歌を詠んでいる。また、一宮である宇倍神社が鎮座し、近代には因幡の傘踊りが考案されるなど、多くの歴史や文化を受け継いでいる。当館は平成６年（1994年）10月30日に開館し、今年度で30周年を迎える。それを記念して、国府町の歴史・文化等を紹介する展覧会をやまびこ館の特別展示室で紹介（国府展はとっとり県民カレッジ連携講座）

期間中には関連イベントも行われる。

オープニングセレモニー（参加無料・予約不要）関係者によるテープカット後、麒麟獅子舞の披露と展示担当学芸員による展示解説を行う。
２月15日（土）10：00～12：00、鳥取市歴史博物館 １階ロビー、地下１階まなびのひろば、麒麟獅子舞の出演は宇倍神社麒麟獅子舞保存会

おうちだにアカデミー「国府町の歴史と文化」（参加無料・要予約（定員２０名））国府展にちなんだ内容で講演後、展示室で解説。
３月16日（日）14：00～（約１時間30分）、鳥取市歴史博物館 地下１階まなびのひろばにて、講師は鎌澤圭伸（鳥取市因幡万葉歴史館学芸員）

ギャラリートーク（参加無料・予約不要）展示担当学芸員による展示解説。
３月２日（日）14：00～15：00、３月23日（日）15：00～16：00、鳥取市歴史博物館 １階特別展示室にて。