今年３月、出雲市園町の『倉留寺』の観月会が全国で37か所、中国地方で初めての夜景遺産「日本百名月」に認定された。『倉留寺』は、宍道湖の西北岸、一畑電車その駅のすぐ北にあり、松江と出雲の中間地点。小高い丘にある境内から眺める月は、宍道湖に映えて素晴らしく、毎年開かれる倉留寺観月会は評判だ。今回、認定を記念して、一畑電車「お月見電車」利用者限定の観月会を実施。まずは、倉留寺本堂で抹茶と饅頭でおもてなし。その後、月見弁当を食べて、月見酒を楽しむ流れ。電車に移り、俳句の作り方を学び、月を見て一句俳句を作る。大正琴の演奏も楽しめる。