イズモコバイモは、環境省のレッドデータブックにおいて絶滅危惧種に指定されるほどの希少植物で、島根県では島根県固有種・絶滅危惧I類CR＋ENに指定されている。川本町の谷戸地区は、希少な群生地として全国に知られ、専門家からは、その開花数や面積規模などから日本一の自生地とも。平成16年に町の天然記念物に指定され、地元有志らの手による草刈りや保護看板の設置、観察会の開催など、その保全活動に地域をあげて取り組み中。開催期間中の土・日曜と祝日には、保護活動メンバーが現地を案内する。