暑い日こそ、奥出雲そば。『山県そば』名物「おろちそば」でひと休み
緑を眺めて、ズルズルっと。奥出雲町『山県そば』で味わう夏のそば時間
こんにちは! 山陰のタウン情報「ラズダ」の編集部いしやんです。
暑い日こそ、冷たくてのど越しがいいそばを食べたい・・・。
ということで向かったのは、奥出雲町の山あいにあるそば処『山県そば』。
窓の外に広がる緑を眺めながら、名物の「おろちそば」をのんびり味わってきました~。
奥出雲の山あいで24年。イベント出店から始まった『山県そば』
『山県そば』は、2002年創業のそば処。
店内にはテーブル席と小上がりの座敷があり、大きな窓の向こうには、奥出雲らしい緑豊かな景色が広がっています。
そばが運ばれてくるまで、窓の外をぼんやり。山あいならではの、ゆったりとした時間が流れます。
お店の始まりは、現在のような路面店ではなく、イベントへの出店でした。
自分たちで育てたそばを携え、山陽方面のイベントへ。出店を続ける中で少しずつお客さんが増え、4~5年ほどを経て現在の店舗を構えたそう。
2026年で創業24年目。奥出雲の山あいで、そばを打ち続けてきた実力店です。
名物「おろちそば」はやさしく混ぜていただきます
今回いただいたのは、名物の「おろちそば」(1250円)。
そばの上には、そばの実、古代米、ネギ、カツオ節、もみじおろし、のりが盛り付けられています。
食べる時は、そばと具材を箸で混ぜ合わせて。
勢いよくかき回すと麺が切れてしまうため、やさしく、そっと混ぜるのがポイント。
ひと口すすれば、十割そばを思わせるような、豊かな風味がふわり。
香りはしっかり。それでいてのど越しは良く、スルスルと食べ進められます。食欲が落ちがちな暑い日にも、箸が進む一杯!
古代米やそばの実の香ばしさも、いいアクセント。
噛むたびにプチッとした食感が加わり、ネギやカツオ節、もみじおろしなど、混ぜる具材によって少しずつ味わいが変わりますよ。
ツユは、醤油辛さが前に出ないやわらかな味わい。
出汁のうま味とほのかな甘みがあり、主役であるそばの香りを邪魔しません。
そばと具材をひとつにまとめながらも、自分だけが目立とうとしない、絶妙なバランス。
そば湯とそばがきまで、そばをじっくり堪能
「おろちそば」には、そば湯とそばがきもセット。そば湯は、さらりとしたタイプではなく、しっかり、とろ~り。
口に含むと、そばの香りがもう一度ふわっと広がります。これぞ、そば湯!
そばを食べ、そば湯を飲み、最後はそばがきまで。そばのおいしさを余すことなく味わえる、満足感のあるセット。
夏季・数量限定の「塩そば」も要チェック
夏に訪れるなら、季節限定の「塩そば」(1500円)も要チェック!
自家製の塩だしを使ったそばに、長ナス、カボチャ、オクラ、梅肉をトッピングした夏らしい一杯です。
ツユは、ほかのそばよりも濃いめ。この濃さが、味の決め手に。
夏季限定、さらに数量限定。夏の奥出雲で味わいたい、今だけのそばをぜひ。
地元や近隣の食材を風味のいい状態で
『山県そば』で使う玄そばは、近隣地域の在来種や、奥出雲産のもの。
付け合わせの野菜は地元産、または自家産を使っています。
「遠くから時間をかけて運ばれる食材よりも、なるべく近くで育ったものを、風味のいい状態で使いたい」。
そばだけでなく、その周りに添えられる食材にも、お店の考えが表れています。
席に着くと出してもらえるそば茶にも、ひと手間。
玄そばの焙煎を、県内のコーヒー店へお願いしているそうで、これがかなり香り高い。
そばが運ばれてくるまで、そば茶を飲みながら窓の外の緑を眺める。慌ただしい日常から少し離れ、ゆっくり食事を楽しめる時間です。
食べた後は隣の工房でそば打ち体験も!
店舗の隣には、そば打ち体験ができる工房も併設されています。
工房を開いたのは、創業から1年ほど後。現在は若い人からシニアまで、幅広い世代がそば打ちに挑戦しているそうです。
自分で打ったそばは、持ち帰りも、お店で食べることも。
太さが少し不ぞろいでも、自分で打ったそばなら、それもまた味になりそうですよね!
山あいの店で、ゆっくりそばを味わう。
時間があれば、自分でも打ってみる。
暑い夏こそ少し足を延ばして、奥出雲ならではのそば時間を楽しんでみて!
山県そば
ヤマガタソバ
電 話:0854-52-1149
住 所:島根県仁多郡奥出雲町大呂515 [MAP]
営 業:10:45~15:00(OS14:30)*そばが売り切れ次第終了
休 み:水・木曜
駐 車:あり
情 報:Instagram
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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