不思議なカタチ!安来市荒島町『月形神社』の巨石が神秘的すぎる
「黄金のウサギ」伝説が残る古社『月形神社』-安来市
みなさんこんにちは!「ラズダ」ローカルライター・ルミカです。
今回は、安来市荒島町の静かな集落にある『月形神社(つきがたじんじゃ)』へ。
不思議なカタチをした巨石があると聞いて、行ってきました。
ちょっと珍しい名前の『月形神社』。実は1300年以上前の「出雲国風土記」にも載っている古社なんです。
祀られているのは、月読命(つきよみのみこと)。月の満ち欠けをもとに、暦を司る神として信仰されてきた、月と深いご縁を持つ神社です。
「黄金のウサギ」が登場する幻想的な物語が、今なお大切に語り継がれています。
『月形神社』の住所
住所は、島根県安来市荒島町2398。JR安来駅から車で12分。
専用の駐車場はありません。
本殿の裏手に注目!神秘的なカタチをした巨大な岩盤
本殿へ向かうと、すぐ裏手に巨大な岩盤を発見。独特なカタチや凸凹が印象的です。
宮司さんによると、昔この辺りまで海だったと伝わり、岩肌の凹凸も波に削られた跡といわれているそう。
岩盤に近づいてみました。まるで大自然によるアート作品ですね。
見る角度によって、様々な表情を見せる神秘的な岩肌。しばらく眺めていたくなる不思議なエネルギーを感じます。
荒島を救った!?「黄金のウサギ」の伝説
宮司さんから伺った伝承によると、『月形神社』があるこの辺りは、度々嵐が来て海が荒れ狂うことから「荒島」と呼ばれていました。
嵐になると崖崩れで家が押しつぶされ、田んぼの米も野菜も流され、人々は食べるものがなく困窮。
ある日、「ウサギ山」に黄金のウサギが現れ、人々に教えてくれたそうです。「嵐や災害は人の力ではどうすることもできません。日、月の神様にお願いするのがよいでしょう。きっと人々をお守りくださるでしょう」。
荒島の人たちは、教え通りに「日の神様(あまてらすおおみかみ)」と「月の神様(つきよみのみこと)」を祀ってお祈りしたところ、月の光の輪が「ウサギ山」を囲み、ウサギが群れ遊ぶ姿が見られたそう。
以来、平和な日々が続くようになったと伝えられています。
本殿の左裏手には丘があり、頂上には鳥居が見え、階段が続いています。早速、上ってみました。
丘の山頂には「火の用心の神様」
階段を上った先にあるのは、荒島の町が一望できる見晴らし抜群のエリア!
広い敷地の真ん中には、小さなお社が鎮座しています。
こちらは『秋葉神社(あきばじんじゃ)』。
昔、荒島の町に大火事があり町の半分が燃えてしまったことから、火事を防ぐために、長野県にある秋葉神社に祀られる火の神様の御霊と、風の神様である級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長津姫命(しなつひめのみこと)が祀られているそうです。
息で霧を吹き払い、風を操り火災を防ぐ役割の神様なんですね。
荒島の守り神
太古の昔から『月形神社』には、荒島の町が住みやすく平和であるようにと見守り続けてきた歴史が、今も変わらず残っています。
「黄金のウサギ」が登場する伝説は、月とウサギの深い関わりを感じさせてくれます。
神社の近隣には、日の神様を祀る『日形神社(ひがたじんじゃ)』、300メートル西側には「ウサギ山」など、伝説に登場するスポットが点在。
合わせて巡ると、さらにステキなご縁がありそう。私もまた行ってみたいと思います。
みなさんもぜひ荒島の守り神『月形神社』にお出かけしてみて。
月形神社
ツキガタジンジャ
電 話:0854-28-8662
住 所:島根県安来市荒島町2398 [MAP]
営 業:参拝自由
駐 車:なし
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
