防災の水、ホントに足りてる?「量」と「分散備蓄」で不安を小さくする話

教えてエバラさん
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防災の水は何リットル用意する?どこに置く?水の備えを“分散”で安心にする

おかたづけ“エバラPOINT”vol.77

みなさんこんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!

1月6日、島根県東部を震源とするで大きな地震がありました。ビックリされた方、不安な気持ちで過ごされた方も多かったのではないでしょうか。

大きな被害はなかったものの、「水は出るけれど、濁っていて使えなかった」という声を、たくさん聞きました。

水が出ると、「ひと安心」と思ってしまいます。ですが、「水が出ても安心して使えないことがある」ことを改めて感じました。

私自身、10年前に中部地震を経験したひとり。

普段から防災への意識も高く、きちんと備えていらっしゃる家庭も多いと思います。しかし、災害は「想定どおり」には起きないもの。

だからこそ今回の地震をきっかけに「分かっているつもり」の備えを、少しだけ立ち止まって、もう一度見直してみませんか。今日はそんなお話をしていきたいと思います。

まずはストックしておく「水の量」の目安

基本は、1人1日3リットル。これを最低3日分は確保してくと良いとされています。

例えば4人家族のご家庭なら、3日分でだいたい36リットル必要になる計算です。

ポイント1:飲む水と生活用水は分けて考える

  • 飲む水
  • 薬を飲む水
  • うがいや口をゆすぐ水

こうした「口に入る水」は、必ず備蓄水を使うようにします。トイレを流す水や手を洗う水は、その時の状況を見ながら判断して大丈夫。

水道が使えても、必ずしも安心して口にできるとは限りません。飲み水は生活用水とは別に、きちんと確保しておくことがとても大切なんです。

ポイント2:水は家の中に分散して置く「分散備蓄」

防災用の水は、パントリーや物置の奥にまとめてしまいがち。ですが、そこだけに置いていると、いざという時にすぐ手が伸びなかったり、取りに行けなかったりと、取り出せなくなってしまうことも。

オススメはキッチン、寝室、玄関の近くなど、家の中に「分散」して置いておくこと。

どの部屋にいても、とりあえず飲める水が近くにある状態にしておけば、それだけで安心感がまったく違います。

一ヶ所へ大量に集めるより、少しずつ分けて置くことが、実はとても強い備えに。

ポイント3:重さと形の工夫

備蓄と聞くと、2リットルのペットボトルを思い浮かべると思います。けど、2リットルって、実際に持ってみると意外と重たい。特に高齢の方や力の弱い方、小さなお子さんには、持ち上げるのも大変な重さ。

2リットルの場合は直接口を付けて飲むことは難しいため、紙コップを一緒にセットしておくと◎。衛生的で家族にも配りやすく、薬を飲む、うがいをする時にも便利。

置く場所によってサイズを変えるのもオススメ。例えばベッドの近くには、500ミリリットルを人数分置いておくと、災害時だけでなく体調が悪くなった時に、すぐ飲めて安心ですよね。

実は水の容器の「形」も、とても大事なポイント。

力の弱い人には、丸い形のペットボトルの方が持ちやすいんです。丸型は手のひらで包み込むように持てるので、指に力が入りやすく、滑りにくい形になっている。

反対に、四角いボトルは収納しやすい反面、角が手に当たって痛かったり、力が入りにくかったりして、高齢の方や女性には意外と持ちにくい。

◎棚に並べやすくて収納しやすいので、「長く置いておく備蓄用」は四角。

◎手のひらで包みやすく、持ちやすい形になっているので、「すぐ使う用や持って運ぶ用」は丸型

といったように、使い分けておくと安心です。

《丸型のボトル》

  • 手のひらで包み込むように持てる
  • 指に力が入りやすい
  • すべりにくい

《角型のボトル》

  • 収納しやすい
  • 指がひっかかりにくい
  • 重さがダイレクトに伝わる

「使う場面に合わせて形を選ぶ」こと!

ぜひ一度、家族それぞれが「この水、自分で持てるかな?」と実際に持って確かめてみてください。

それだけで、いざという時の使いやすさが大きく変わります。

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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教えてエバラさん

整理収納アドバイザー

教えてエバラさん

「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。

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