年末の大掃除は3ヶ所だけでいい。玄関・冷蔵庫・洗面所をサッと整えるコツ
「大掃除ムリ…」の救世主!玄関・冷蔵庫・洗面所だけで新年の準備は進みます
おかたづけ“エバラPOINT”vol.76
みなさんこんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
楽しいクリスマスが終わると、気になり始めるのが年末の大掃除。「今年こそやらなきゃ」と思いながらも、仕事に家事に子どもの予定と、12月はとにかく慌ただしい時期です。
「年末の大掃除なんて正直ムリ」、「せめて年末年始はゆっくりしたい」
そんな本音を抱えている方も多いのでは。実は、家中を全部、完璧に掃除しなくても大丈夫!
ここだけ整えればOKという場所を決めるだけで、気持ちもグッと楽になります。今回は、年末に押さえておきたい3つのポイントをご紹介!
1:玄関と靴箱は“砂払い+拭き掃除”でOK
年末年始は、人の出入りが多くなる時期。家の第一印象を決める玄関は、短時間で効果が出やすい場所です。
まずは、靴についた砂やホコリをサッと払うことから始めましょう。その後、靴箱の棚や扉、たたきは雑巾で拭き掃除。
基本は水ぶきで充分ですが、泥汚れや黒ずみなど、汚れが気になる場合は、薄めた中性洗剤を使ってもOK。
あわせて、サイズアウトした靴、今年一度も履かなかった靴を見直し、その場で手放しておくと、空間も気持ちもすっきり。
玄関は「家の顔」。ここが整っているだけで、家に帰った時の気分がグッと前向きになりますよ!
2:冷蔵庫は食品を入れる前に、まずは軽く見直しを
年末年始は、食材やいただき物が一気に増える時期。だからこそ、買い出しの前に一度、冷蔵庫の中を見直しておきたいところ。
まずチェックしたいのは、期限切れの調味料や食品、使い切れずに残っている缶詰やお菓子類。「いつか使うかも」と思って残したままのものは、このタイミングで整理しましょう。
- 期限切れ、使っていないものを処分
- 使いかけのものは手前に出して優先的に使う
- 同じ種類の調味料が何本もないか確認
- ストックの量が今の暮らしに合っているか見直す
物が多い冷蔵庫は、探しにくく、取り出しにくいもの。それだけで、料理のストレスは増加してしまいます。
少しスペースを空けておくだけで、年末の買い出しや作り置きもスムーズに。意外と増えがちな保冷剤も、必要な数だけ残して、見直してみるのがオススメです。
3:洗面所はストック量を整える
洗面所は、細かなモノが集まりやすく、気づかないうちに物が増えている場所のひとつ。
美容アイテムや試供品、子どものケア用品、洗剤のストックなど、放っておくと少しずつ増えていきがち。年末は、量を見直す良いタイミングですよ。
- 使用期限を過ぎた化粧品や薬は処分
- 使いかけのものを優先して使う
- 同じ用途のストックは1種類に絞る
- 掃除用品は惜しまず使う
どうしても捨てたくないもの、使いきりたいものは、収納の奥にしまい込まず、目につく場所に出しておくのがオススメ。「物を減らす」よりも「使いきる」という意識に変えるだけで、空間も気持ちも軽くなります。
時間がない場合は、排水口のヌメリ取り、洗面ボウルや鏡、床や壁など、目に入りやすい場所だけを整えるだけでも、明るく清潔な印象に!玄関、冷蔵庫、洗面所。この3ヶ所が整うだけで、暮らしやすさは確実に変わります!
年末は「全部やらなきゃ」と思わなくて大丈夫。「ここだけ整えればOK」と決めることで、気持ちにも時間にも余裕が生まれます。
無理をしない大掃除で、気持ち良く新しい年を迎えましょう!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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