来年は生誕100年!津和野町生まれの絵本作家・安野光雅さんの絵本がハードカバーで刊行されます

編集部いしやん
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津和野町出身の絵本作家・安野光雅さんのメモリアルイヤー前に2冊の絵本が刊行

みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部いしやんです。

安野光雅さんは、津和野町出身の画家・絵本作家。『ふしぎなえ』、『旅の絵本』などで知られ、国際アンデルセン賞の受賞をはじめ、日本を代表する絵本作家の一人として国内外で高く評価されています。

個人的にも好きな作家さんのひとりで、安野さんの故郷・津和野町にある『安野光雅美術館』には何度かお邪魔させてもらいました。

そして、2026年は安野光雅さん生誕100年のメモリアルイヤー。これを記念して、かつて月刊絵本として刊行され、現在は品切れとなっていた2作品『地球は日時計』、『なぞなぞ』が、2025年12月15日(月)にハードカバーで刊行されます。

「地球の動きを感じるしかけ絵本」

「美しい絵とユーモアでおくるなぞなぞ絵本」

安野さんの世界を、改めて手元でじっくり味わえるラインナップです。

生誕100年を記念して、月刊絵本の名作がハードカバーに

『地球は日時計』地球の運動を「体感する」しかけ絵本

『地球は日時計』は、小学生向けの月刊かがく絵本「たくさんのふしぎ」1985年11月号として刊行された作品をもとにした一冊。

月刊絵本版では、読者が自分でしかけを作る仕様でしたが、ハードカバー版ではしかけがあらかじめ組み込まれた“飛び出す絵本”に。

絵本を開くと日時計が立ち上がり、地球の自転や公転といった「地球そのものの運動」を体験できる構成になっていますよ。

『なぞなぞ』空想の住人たちと巡る「なぞなぞの美術館」

安野さんが2020年に亡くなった翌年、月刊絵本「こどものとも」2021年3月号として刊行された最晩年の作品。

シンデレラ、桃太郎、七福神、火星人など、誰もが知っている“空想の世界の住人”が次々と登場します。

なぞなぞで遊びながらページをめくっていくうち、安野さんの「空想の美術館」を巡っているような一冊に。

関連フェア「かんがえることは生きることフェア」も

発行元の福音館書店では、「かんがえることは生きることフェア」と題し、「かんがえる」をテーマにした絵本や読み物を一部書店で展開中。

今回の新刊2作品や、安野さんのロングセラー絵本もフェアの対象商品として展開予定とされています。

生誕100年を迎える安野光雅さんの世界に、改めてふれてみたい方は、『地球は日時計』、『なぞなぞ』の刊行と合わせてチェックしてみて。

関連サイト》安野光雅美術館

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タウン情報ラズダ編集部

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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