心と頭をリセット。有形文化財がカフェ&ギャラリー『智頭宿 因』に[智頭町]
古き良き町家でホッとひと息。智頭町のNEWカフェ&ギャラリー『智頭宿 因』
こんにちは! 山陰のタウン情報「ラズダ」編集部みのりんです。
2025年9月、鳥取県智頭町の旧宿場町エリアに、新たな交流拠点 『智頭宿 因(ちづしゅく いん)』 がオープン。
築100年超えの国登録有形文化財『旧塩屋出店』を活用した施設で、カフェとギャラリーを併設。
智頭の自然や文化を感じながら、心を整える時間が過ごせます。
静かな町家カフェで日常を忘れてブレイク
公私ともにバタバタ。そんな時、ふと時間を止めたくなる瞬間ってありませんか?
『因』は鳥取市内から車で約40分、喧騒から少し離れた現実逃避にピッタリのスポット。
木造2階建ての町家を活かした空間には、当時の波打ちガラスを使用した場所も。ガラス越しに差し込む光と、木の温もりがやさしく迎えてくれます。
一歩足を踏み入れると、人工的な環境音とは無縁の世界。
約300坪の日本庭園を臨む座敷。夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節の移ろいを感じながらひと息つきましょう。
普段はただ過ぎ去る時間すらも、この場所ならより体感できるハズ。
施設内では地元の素材を使った甘味やドリンクを用意。智頭町産「黒文字茶」、夏季限定で大山の伏流水によるふわふわかき氷など。
イチオシの「黒文字茶」は森林にいるかのような香りで、リラックス効果抜群。
また、「袖師窯」をはじめ、山陰各地の窯元の器を積極的に採用。見た目の美しさも楽しめます。
コーヒー、オーガニックの抹茶を使ったラテやアフォガードもあり。
智頭宿の歴史を物語る洋館『西河克己記念館』も
昭和10年築の洋館はギャラリースペース。入場無料で見学でき、木造の町家とは異なる美しさが広がります。
建築当初は診療所や教会としても使われていた洋館。その後、智頭町出身の映画監督・西河克己氏の功績を紹介する『西河克己映画記念館』として公開されました。
館内には当時使用されていた映写機をはじめ、西河監督の台本やポスター、スチール写真、出演俳優からの手紙など、貴重な資料を展示。
日本映画の歩みを身近に感じられます。
智頭町で暮らしにふれる旅。その拠点を担う『因』
『因』は智頭町の森と文化を巡る体験型ツアー「Hands-on Heritage Chizu」の拠点としても機能。
ここを起点に、参加者は地域の職人や住民と一緒に森林作業や木工、古民家修復、郷土料理づくりなどの体験に出かけます。
詳細はHPをチェック。
静かな町家で過ごす時間は、心をそっと整えてくれます。
「また明日から頑張ろう」と、前向きな気持ちが自然と湧いてくるハズ。
忙しい毎日から少し離れたくなったら『因』に出かけてみて。
『智頭宿 因』の場所、駐車場
『智頭宿 因』があるのは、鳥取県八頭郡智頭町の備前街道沿い。
専用駐車場なし。智頭町民グラウンド横の「智頭宿駐車場(無料)」を利用しましょう。
智頭宿 因
イン
電 話:090-4331-8497
住 所:鳥取県八頭郡智頭町 [MAP]
営 業:10:00~17:00
休 み:不定休*Instagramを要確認
駐 車:なし
情 報:Instagram
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部みのりん
ラズダ編集部。生まれも育ちも大根島。
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