みなさん、こんにちは！

今回は、鳥取県大山町にある隠れ家的レストラン『御厨 Mikuri（みくり）』へ行ってきました。

『御厨 Mikuri』とは「神の台所」という意味。

大山町御来屋の町並みにスーッと溶け込む古風な建物は、今から133年前、明治時代に建てられた造り酒屋をリノベーション。

さらに店舗裏には、大山の雪解け水が湧き出る水源も。「神の水」と名付けて大切に祀られ、湧き出た水はすべての料理に使用されているそうです。

『御厨 Mikuri』の住所は、鳥取県西伯郡大山町御来屋952。

営業時間は喫茶10:00～16:00 、ランチ11:30〜14:00、ディナー18:00〜20:00。ランチは予約推奨、ディナーは要予約。

月・火曜は定休日です。

のれんをくぐり、店内に一歩足を踏み入れると、明治時代にタイムスリップしたかのような趣きある空間。

まるで時が止まったかのような、ゆったりとした落ち着いた雰囲気です。

明治の面影を残す風情ある建物に、モダンなテーブルや椅子を配置。

時を重ねた木の温もりと、現代のセンスが調和した居心地のいい空間が広がっています。

今回セレクトしたランチは、30食限定の「昼餉（ひるげ）〜香りの重なり〜」（2750円）。

一汁三菜を軸に、こだわりの出汁を活かした創作膳。内容は季節ごとに変わり、その時々で肉や魚を使い分けるそう。

料理に使用する食材は、地元・大山の旬の恵みが中心。こだわりの出汁に素材のうま味を掛け合わせ、フレンチのスパイスをからめて誰にもマネできないひと皿に。

フレンチの料理人でありながら、「出汁マイスター」の資格を持つ江角シェフ。出汁によって素材本来の味を引き出しながら、和とフレンチが融合した料理を提供してくれます。

今回の秋メニューでは、和食の基本であるカツオと昆布の一番出汁をベースに、旬の野菜、舞茸、秋鮭、大山鶏などを使用。料理によっては和出汁のみでなく、肉や野菜のブイヨンなども取り入れているとのこと。

《秋メニューの内容》

・カボチャを主役に野菜のエスカベッシュ　

・モツァレラと野菜のヴルーテソース

・鮮魚のマリネ　柿と大根　　　　　　　　

・大山鶏と根菜の出汁煮込み

・本日の野菜と舞茸のお澄まし　　　　　　

・秋鮭のおこわ仕立て

・梨の軽いコンポートと紅茶のゼリー

食後には、ほうじ茶が付きます。

「昼餉〜香りの重なり〜」は、ランチタイム限定メニュー。予約なしで食べられますが、満席の場合があるので予約がベター。

『御厨 Mikuri』の一角には、明治時代の面影を残したノスタルジックな雰囲気が漂う喫茶室も。

コーヒーには、大山の伏流水「神の水」と、グレードの高い「奥大山の水洗い珈琲」の豆を使用。こちらでしか味わえない最強の組み合わせ！

雑味がなく奥深い味わいで、とってもマイルドな印象のコーヒーでした。

食後はもちろん、食事と一緒に楽しむことができ、喫茶室のみの利用や、テイクアウトもOK。

昔の日本の家では、人生の節目となる行事は家の中で行うのが常でした。お食い初め、１歳の誕生日、七五三、成人式、結婚式、さらに米寿、白寿、百寿のお祝いまで。

『御厨 Mikuri』は、そんな日本古来の“家のかたち”を大切にし、「お客さんの人生の節目に寄り添う場所でありたい」と考えているそう。

人生の様々な瞬間を、大切な人たちとおいしい料理を囲んで過ごして欲しい。そんな想いが、この場所には込められています。

『御厨 Mikuri』では、忘年会・新年会プランを用意。

プランのメイン料理は、大山鶏を丸ごと使用した「大山鶏の黄金鍋」。うま味あふれる大山鶏と、出汁の香りが立つ黄金色のスープがたまりません・・・！

内容は、「大山鶏の黄金鍋」に、前菜（小鉢）、鍋、デザートが付いて１人5800円。2025年12月３日（水）〜2026年２月28日（土）までの期間限定。

寒い季節にピッタリの温かいごちそうを、ぜひ味わってみてください。

「神の水」から生まれる出汁をベースに、素材のうま味を生かした料理は、ひと口食べるたびに感動を与えてくれます。

山陰の豊かな恵みを味わいながら、大切な人と楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

支払い方法は、現金、クレジットカード、電子マネー、コード決済が可能。

御厨 Mikuri

ミクリ
電 話：090-6944-9845
住 所：鳥取県西伯郡大山町御来屋952[MAP]
営 業：【喫茶】10:00～16:00【ランチ】11:30〜14:00（予約推奨）【ディナー】18:00〜20:00（要予約）
休 み：月・火曜
駐 車：あり
情 報：Instagram