「ばけばけ」にちなみ松江市の人気コーヒー「ラフカディオ珈琲」が文庫型に


松江市『中村茶舗』の新しい「ラフカディオ珈琲」は趣あふれる文庫型パッケージ
いよいよNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送がスタート。松江市を中心に、山陰が盛り上がっていきそうな気配・・・!
そんな中、松江市『中村茶舗』が手がけるご当地コーヒー「ラフカディオ珈琲」に、新商品が登場しました。
文豪・小泉八雲の世界に浸れる文庫型パッケージ。
八雲の物語や松江にまつわる怪談を読みながら、ゆったりとコーヒータイムを楽しめます。
「ラフカディオ珈琲」誕生ヒストリー
「ラフカディオ珈琲」が生まれたのは1988年。松江市政100周年記念に合わせて、小泉八雲にちなんだ日本茶を開発しようとしたのが始まり。
調査の結果、八雲がコーヒーを好んでいたことが判明。日本茶の商品化は断念したものの、お茶屋が作る松江オリジナルのご当地コーヒーとして「ラフカディオ珈琲」は誕生しました。
今回、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送決定を受け、「八雲を身近に感じるコーヒー」をコンセプトに新商品を開発。
『中村茶舗』がギリシャやアイルランドで開催された、小泉八雲の国際シンポジウムに参加して得たインスピレーション。
そして、八雲の物語や松江を舞台にした怪談をパッケージに収め、一杯のコーヒーを通じて八雲の世界観にふれられる商品に。
文豪・小泉八雲と松江にまつわる怪談をパッケージに
今回登場した「文庫型パッケージ」は、八雲の物語×怪談×コーヒーをテーマにした全3種類。ドリップバッグ3袋入りで1080円です。
それぞれのパッケージには、八雲の人柄や人生に触れるエピソードと、松江を舞台にした怪談が収録されています。
■「母の幻影」
わずか4歳で母と離れ離れになった八雲のエピソードと、大雄寺が舞台の怪談「飴を買う女」が楽しめます。
■「つながり」
八雲が興味を抱いた「生まれ変わり」という思想にまつわるエピソードと、朝酌川下流、貝崎鼻付近が舞台の怪談「持田の浦の話」を収録。
■「耳で書く」
左目を失明した八雲の聴覚が研ぎ澄まされていったエピソードと、普門院付近が舞台の怪談「小豆とぎ橋」が収められています。
パッケージを開けば、まるで一冊の文庫本を読んでいるかのように、八雲の世界観に浸ることができます。
物語をイメージした特別なブレンド
・「母の幻影」には、さわやかな香りとほのかな甘みを感じる「泣き声ブレンド」。
・「つながり」には、深煎りで苦みとコクを引き出した「月夜ブレンド」。
・「耳で書く」には、フルーティーな酸味と苦味のバランスが良い「杜若(かきつばた)ブレンド」。
その日の気分に合わせて、3つの異なる味わいを楽しめるのもうれしいですね。
文庫型パッケージの「ラフカディオ珈琲」は、『中村茶舗』本店と公式ECサイトで購入できます。
風情のあるおしゃれなパッケージで、自分用にはもちろん、松江観光のお土産や贈り物にもぴったり。
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