古着とカルチャーの小さな拠点。隠岐の島町の古着店『ELVES clothing store』


ファッションを通して隠岐の魅力を発信。隠岐の島町『ELVES clothing store(エルブスクロージングストア)』
こんにちは。山陰のタウン情報「ラズダ」の編集部かのです。
隠岐の島町にある『ELVES clothing store(エルブスクロージングストア)』は、80〜90年代を中心としたアメリカンな古着や雑貨がそろうお店。
さらに店内には、シルクスクリーンのファクトリーを併設。その場でオリジナルグッズを作れます。
『ELVES clothing store(エルブスクロージングストア)』の場所、営業日
お店の住所は島根県隠岐郡隠岐の島町南方1128。隠岐の島町の北東、五箇地域にあります。西郷港からは車で20分ほど。
営業時間は13:00〜18:00、定休日は木曜です。
古民家をリノベした店内に、アメリカンビンテージのアイテムがずらり
『エルブスクロージングストア』は、古民家を改装した建物。
お店に入ると、梁がむき出しになった空間に、古着や雑貨がところせましとずらり。アイテム数が豊富なので、お気に入りの一点がきっと見つかりますよ。
店内に並ぶのは、80〜90年代を中心にしたアメリカンな古着や雑貨。
Tシャツやアクセサリー、バッグや帽子など、普段使いしやすいアイテムがそろいます。
奥にはシルクスクリーンの工房を併設。
オリジナルデザインの版が多くそろい、Tシャツとインクの色を選べば、世界にひとつだけのアイテムを作れますよ。
服を買うだけではなく、自分で作る楽しさまで味わえるのは、このお店ならでは。
ファッションから隠岐の島の魅力を伝えたい
オーナーの加藤さんは広島県出身。旅行で隠岐を訪れた際に、澄んだ空気や水、地元の人との交流に惹かれ、「ここに住みたい」と思ったのだそうです。
移住して隠岐で暮らし始めると、島内では新しいカルチャーにふれられる機会が少ないことを知るように。そこで、世代や立場に関係なく、新しい自分を見つけたり、新たな“好き”を見つけられる空間をつくろうと一念発起。
広島でアパレルに携わった経験を活かし、『エルブスクロージングストア』をオープンしました。
オープンから2年半経った今では、ファッションの拠点として、島に新しいカルチャーの風を吹かせています。
「隠岐は自然も人も食べ物も本当にすばらしい場所。でも、その魅力が伝わりきっていないのが課題です。ファッションをきっかけに、島の魅力をもっと広く伝えていきたい」と語る加藤さん。
古着を売るだけではなく、島外のお店を集めたイベント企画など、いろいろな楽しいことをしていきたいのだそう。
旅行者にとっては、隠岐の魅力を感じてお気に入りの一着が見つかる場所に。
島に暮らす人にとっては、新しいカルチャーにふれるきっかけや、若い世代が夢を描くヒントになる場所に。
『エルブスクロージングストア』は、ファッションだけではない価値を届けている場所でした。
古着や雑貨を通じて暮らしに彩りを添えるだけでなく、島そのものの未来を少しずつ照らしているような『エルブスクロージングストア』。
隠岐の島を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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この記事を書いた人

タウン情報ラズダ編集部
編集部かの
食べることとカメラに夢中で、週末は美味しいものを食べに行くか写真を撮りに出かけまくっている。
新しい場所や定番スポットから、その辺の路地裏や穴場スポットまで、調べて気になった場所にはとりあえず行ってみるのがモットー。しかしキラキラしたこと・ものが苦手なためか、写真のトーンは暗めになりがち…。
特技は路地裏に住む野良猫と友達になること(らしい)。
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