暑い夏でも安心!涼しい三瓶山の中で愛犬と一緒においしいハンバーガーを食べよう![島根県大田市]

DAIKI TAKEUCHI
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愛犬と一緒に涼しい大田市・三瓶山へ!自然もグルメも満喫する癒やしの旅

島根県の名峰・三瓶山(さんべさん)は、人にも犬にもやさしい自然の宝庫。

標高が高くて風が気持ち良く、夏でも涼しく比較的快適に過ごせるエリアです。

今回は、タケcampと相棒・愛犬ふくが一緒に、三瓶山の人気グルメ「三瓶バーガー」と、体験型ミュージアム『島根県立三瓶自然館サヒメル』を巡る旅へ!

大自然の中でお腹も心も大満足!そんな“ふたり旅”の様子をお届けします。

まずは『SANBE BURGER』で腹ごしらえ!

福と一緒に訪れたのは、三瓶山北の原エリアにあるコテージ風ログハウスの人気店 『SANBE BURGER(さんべバーガー)』。

木の温もりを感じる店構えに、広々とした席。

朝の山の風が気持ち良くて、ふくも鼻をクンクンしながら落ち着かない様子。

「わんちゃんもご一緒にどうぞ」と案内されたのは、ドッグカフェ専用エリア。

ソファ席にゆったり座れる広さで、床は滑りにくく、なんだか福もうれしそう!

オススメのバーガーはコレ!愛犬用のご飯もあるよ!

■ オススメのバーガー!

「三瓶バーガー」(イートイン748円、テイクアウト734円)

シンプルながら素材の魅力が際立つ看板メニュー。

「三瓶わさびバーガー」(イートイン858円、テイクアウト842円)

三瓶名産のわさび漬けをアクセントにしたピリ辛バーガー。

「スペシャルバーガー」(イートイン1078円、テイクアウト1058円)

地元野菜たっぷり、贅沢なひと品。

そのほか、チーズバーガー、エッグバーガー、ベーコンバーガー、トマトバーガーなど全8種。ポテト&ドリンクセットもあります。

■ 愛犬用メニューも充実!

手作りのわんこ用リゾットとおやつがあり、愛犬も一緒に食事を楽しめるのがうれしいポイント 

公式サイトでも来店わんこを紹介しており、ペットにとっても居心地がいい空間が整っています!

メニュー表を開くと、どれもこれも魅力的で迷ってしまう。

島根県産の牛・豚を100%使ったパティ、シャキシャキの地元野菜、さらに自家製の石窯バンズが挟まれた「三瓶バーガー」は、地元愛が詰まった看板メニュー。

今回は、赤色が美しい「トマトバーガー」に、サイドのポテトとドリンクをつけてオーダー!

ハンバーガーをうらめしそうに見つめる福のためにも、店オリジナルの「わんこリゾット」と「おやつバラエティ」も注文!

少し待つと、専用のお皿に盛られたリゾットが登場し、ふくの目がまん丸に。

「・・・これ、全部ぼくの!?」

目を輝かせながらぺろりと完食!

ふくの笑顔が、ごちそうのしるし!

三瓶バーガーの魅力は、素材にこだわった味だけじゃない。犬連れでも気兼ねなく過ごせる空間、やさしいスタッフさんの対応、そして、犬が安心していられる居心地の良さ。

その全部がそろって、ようやく「また来たい」と思える場所になる。ふくが静かに尾を振りながらくつろぐ姿に、この場所の温かさを教えてもらいました。

帰り際、ふくの顔を見たら、なんとも言えない満足そうな表情。それがきっと、「おいしかったね、楽しかったね」の合図なんだと思います。

愛犬家の方はぜひ、パートナーと訪れてみてくださいね!

SANBE BURGER

サンベバーガー
電 話:0854-86-0200
住 所:島根県大田市三瓶町多根1125-2 三瓶こもれび館 [MAP]
営 業:10:00〜17:00*12月〜3月中旬は10:00〜16:00
休 み:火曜(祝日の場合営業)
駐 車:20台

情 報:HP

学んで、感じて。涼しい館内で過ごせる『島根県立三瓶自然館サヒメル』

お腹を満たしたあとは、『SANBE BURGER』の目の前にある『島根県立三瓶自然館サヒメル』へ。

三瓶山の自然、火山、動植物などについて、見て・さわって・遊んで学べる体験型ミュージアムです。

館内では、火山の噴火を再現した「火山時空シアター」、化石や剥製に触れられるコーナーなど、五感を使って楽しめる展示が満載。

プラネタリウムや、季節ごとのワークショップも人気で、子どもも大人も夢中になります!

世界にただひとつ。ニホンアシカの成獣が教えてくれること

動植物や地球の成り立ちについて、楽しみながら学べる『サヒメル』。その中には「ここにしかない」特別な展示があります。

それは、絶滅した日本の海獣「ニホンアシカ」の成獣オスのはく製。

かつては、日本の海に当たり前のようにいたニホンアシカは、乱獲や環境の変化によって20世紀半ばにその姿を消しました。

世界に現存するはく製は20体にも満たないといわれる中、成獣オスの姿をそのまま残した剥製が見られるのは、世界でもここだけ!

その立派な体つきと、物言いたげに吠えるような姿は、どこか寂しげで、でもとても力強く、「なぜこの生きものはいなくなってしまったのか」と、そっと問いかけてくるようです。

ほかにも、絶滅の危機にある動物たちの紹介、外来種によって生態系がどのように変わってしまったのかを学べる展示が並びます。

子どもでも理解しやすいように、イラストやクイズ形式でやさしく説明されているのですが、そこに込められているメッセージはとても深いもの。

気づけば、大人の方が立ち止まってじっと読み込んでいる、そんな場面にもよく出合います。

強く主張する展示ではなく、静かに語りかけてくるような展示ばかり。そのやさしさが、かえって心に残るのかもしれません。

星空の学びも。毎週土曜は「個人向け天体観察会」

『サヒメル』では、展示だけでなく本物の夜空を見上げる体験も楽しめます!

毎週土曜に開催されている「個人向け天体観察会」では、施設内の本格的な天文台で、季節の見ごろの天体を観察。各回45分間、じっくりと夜空を楽しめます。

開始30分前から受付が始まり、10分前までに来館すればOK。開催時間は季節によって異なるので、事前に公式HPをチェックしておきましょう。

予約は、前月の1日からWEB専用フォームで可能(定員は通常60名、冬季30名)。料金は大人300円、小中高生は100円。

曇りや雨の日には、「ビジュアルドーム」にてプラネタリウムを使った星空の生解説が行われるので、天候に左右されずに宇宙を楽しく学べます。

星と語らう静かな夜も、サヒメルの体験のひとつ。家族や友人と一緒に、旅の締めくくりにもピッタリの知的なひと時です。

【三瓶山の夜イベントもチェック】
どっちの頂で過ごしたい?早朝の三瓶山で朝食、それとも夜の三瓶山を空中散歩?

2025年夏の特別企画展「太陽系大冒険!」

2025年7月19日 ~9月28日には、夏にピッタリな特別企画展「太陽系大冒険!」を開催。

各国で進められている太陽系探査の最新情報を紹介する企画展。火星由来のいん石や「はやぶさ2」が持ち帰ったサンプルの実物をはじめ、ロケットや探査機の模型と映像、宇宙服などが展示されます。

アポロ計画以来50年以上ぶりとなる有人月面着陸を目指す「アルテミス計画」、日本の水星探査機「みお」、火星衛星探査計画「MMX」など、新しい時代を迎える太陽系探査の「今」を紹介。

また、およそ250億kmのかなたを今なお飛び続けて観測している探査機「ボイジャー」についても紹介するそうです。

見逃せませんね!

小さな命の声に、耳をすませる三瓶の時間

三瓶山で過ごした一日は、ただ楽しかった、おいしかっただけではなく、愛犬ふくと一緒に歩いたことで、よりステキな時間を過ごせた気がします。

三瓶バーガーで味わった、地元の恵み。サヒメルで出会った、日本アシカのまなざし。それは、「自然の中に生きている」ことの実感でもありました。

絶滅してしまった生きもの、今を必死に生きるいのち、そしてその周りで暮らす私たち。三瓶の自然と展示は、やさしく語りかけるように、「気づくきっかけ」をそっと届けてくれます。

ぜひみなさんも、この夏は三瓶山へ!

澄んだ空気の中で、おいしい時間、ふくのような笑顔、そして小さないのちとの出合いを体験してみてください!

島根県立三瓶自然館サヒメル

シマネケンリツ サンベシゼンカン サヒメル
電 話:0854-86-0500
住 所:島根県大田市三瓶町多根1121-8 [MAP]
営 業:9:30〜17:00(最終入館 16:30)
休 み:火曜(祝日の場合は翌平日)*夏休み期間中(7/20~8/31)は無休
料 金:入館大人400円、小中高生200円 ※企画展開催時は異なる
駐 車:150台(大型バス駐車可)

情 報:HP

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
DAIKI TAKEUCHI

ラズダlocalライター

DAIKI TAKEUCHI

旅とキャンプと犬を愛する舞台俳優。石見地域を中心に文化事業を行う「IWAMI ARTS PROJECT」代表。総フォロワー10万人の動画クリエイター「タケcamp」としても活動中。

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