大山山麓で北欧の味。米子市『カフェトムテ』は子連れ歓迎の古民家カフェ


大山山麓の穴場カフェ『カフェトムテ』で北欧に思いを馳せるランチ&スイーツ
2025年3月16日、米子市岡成に古民家カフェがオープンしました。その名は『カフェトムテ(Café Tomte)』。
鳥取にいながら北欧の料理やドリンクなどが味わえるお店です。
『子育て学習センター koselig(コーセリ)』内にあり、子ども連れものびのびと過ごせます。
カフェオーナーは、「ムーミンベーカリー&カフェ」の立ち上げにも携わった方だけに、雰囲気だけでなく味も本格派。
今回は注目のランチ&カフェスポット『カフェ トムテ』の魅力をまるっとご紹介します。
『カフェ トムテ』の場所、駐車場
『カフェ トムテ』の住所は米子市岡成101-2。『子育て学習センター コーセリ』内にあります。
米子市街地から離れた大山の山麓に位置。ナビを設定する際は、「米子市岡成94」で設定すると、比較的走りやすい道を案内されるとのこと。
駐車場は店舗の前に整備されています。
北欧の家庭の味から王室ご用達の紅茶まで。本格志向の北欧メニューがお待ちかね
まずは『カフェトムテ』のメニュー紹介から。
- スパイシーな香りが食欲をそそる「キーマカレーセット」(1200円)
- 肉感がヤミツキになる「タコライスセット」(1200円)
- ローマ風の四角い日替わりピッツァが主役「ピッツァセット」(1500円)
などなど。いずれも大山のジビエ(イノシシ)を使っています。
そのほかにも、原木からスライスした生ハムをサンドした「パニーノ」や「ハムサンド」(各600円)、「ホットドッグ」(500円)などの軽食もあり。
魅力的なメニューが複数ある中、今回はお店の代名詞「北欧プレートセット」(2000円)をオーダー。
自家製ミートボール・マッシュポテト・サラダ・デザート・パンがワンプレートに。それとスープ・紅茶がセットになっています。
大山ジビエの自家製ミートボールの中には、シナモンやカルダモンといったスパイスがイン。それを本場と同じく、リンゴンベリージャムをたっぷりつけていただきます。
すると、ジャムの甘酸っぱさとスパイシーさがマッチして止まらなくなる・・・!
添えられたハーブのディルと一緒に食べれば、爽やかさがグンとアップ。
セットの紅茶にも注目を。こちらは世界で最初のフレーバーティーとしてギネスブックに掲載された「セーデルブレンドティー」。
スウェーデン王室で愛飲され、ノーベル賞授賞式の晩餐会でも振る舞われていた格式高いひと品です。
甘みを含んだ優雅な香りが特徴。ポットで提供されるため、2~3杯はいただけますよ。
北欧のトラッドな料理に地元の食材を掛け合わせたプレート、そして希少価値の高い紅茶。
喧騒から離れた大山山麓のロケーションと相まって、非日常を存分に感じられますよ。
フードだけでなく、スイーツやドリンクも充実。
日替わりケーキ、パフェ、アフォガード・ソフトクリームなどがそろいます。テイクアウトメニューもあり。
風の通り道に立つ絶好のロケーション。子ども連れにはうれしい場所・おもちゃも
『カフェトムテ』があるのは、『子育て学習センター コーセリ』内。
古民家の土間スペースに加えて、『コーセリ』のおもちゃなどが設置された畳敷きスペースも利用できます。
『コーセリ』は専門家による育児相談・セミナー、親同士の交流の場などに活用されている施設。日刊webラズダで育児コラムを連載中の藤原さんが理事長となっている団体が運営しています。
それだけに、子ども向けのおもちゃ、仕掛けがいっぱい!カフェ利用者は無料で遊べますよ。
中庭にはなんと遊具まで!
ベンチが置いてあって、子どもたちを見守りつつママ・パパはひと休み。
心地いい風が吹き抜ける場所なので、子連れならずともノビをしたくなります。ぜひ深呼吸を♪
どうして米子市に北欧カフェが?
カフェのオーナー・新村さんは、コンセプトカフェのパイオニア的存在「ムーミンカフェ&ベーカリー」の立ち上げに関わった方。東京・六本木の「フィンランドキッチン タロ」でも腕を振るっていました。
イタリアンバルのグルメコンサルをしていたり、イタリア大使館で働いていたり。新村さん、経歴が濃い~ので、気になる方は直接尋ねてみて!(笑)
家庭の事情で米子市へIターンしてきた新村さん。「米子市で自分の店を」と考えていた矢先、偶然『コーセリ』理事長・藤原さんと出会い、意気投合。
今回の『カフェ トムテ』のオープンとなりました。
寒さが厳しい北欧、そして“森と湖の国”フィンランド。大山の環境と通ずる部分があったんですかね~。
自然感じる大山山麓で北欧の味とゆるやかな時間を
大山らしいレジャーエリアからほど近い場所にある『カフェトムテ』。
米子市街地と大山、その中間地点といえる場所なので、サックリと非日常を味わいたい人にはうってつけ。
ロケーション、北欧の家庭の味、そして子連れには遊び要素も。ついつい長居したくなる穴場ですよ!
オーナー・新村さんの脳内には、新メニューのアイデアが満載。今後はキッチンカーを出す計画も。
『カフェ トムテ』、新しい北欧との出会いが続々と出てきそうです。お楽しみに!
Café Tomte
カフェトムテ
電 話:070-9110-2381
住 所:鳥取県米子市岡成101-2 [MAP]
営 業:9:00〜18:00、土日祝11:00〜18:00*18:00以降の営業は応相談
休 み:木曜(祝日の場合営業)
駐 車:あり
情 報:Instagram(トムテ) Instagram(コーセリ)
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人

タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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