コンサートをはじめとする多くのステージイベントが行われている安来市の総合文化ホール『アルテピア』。

安来市はそもそも鋼（はがね）の街として有名で、鉄製の太刀などが出土するほど歴史も深い場所。江戸中期から明治期にかけて、奥出雲地方で精製された鉄は、安来の港を出発し、全国各地の金物産地に送り出され、安来の街も栄えていったそうです。

そして19世紀末には安来に鉄鋼会社が誕生し、その技術などは大手鉄鋼メーカーへと受け継がれ、最先端技術で生産される「ヤスギハガネ」のブランドで世界中で使われています。

そんな歴史がある街にできた『アルテピア』。昨年から“ハガネの街”にちなんだ鉄製のクリスマスツリー、通称・ハガネツリーが登場しました。今年も11月30日に点灯式が行われ、以降、12月25日までの間、アルテピアロビーにて設置・点灯が行われます。

ツリーの装飾には地元の保育園・幼稚園の園児たちも協力し、可愛らしい球体の飾りも施されています。

ロビー近くにはカフェテリアスペースもあり、屋内ツリーなので、安来周辺に出かける際はぜひ、立ち寄ってみてくださいね～！