【山陰の企業】水産基地・境漁港の一翼を担う仲買人集団。境港市の「共和産業 株式会社」【ラズダ広告】

編集部にっかんくん
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水産基地・境漁港の一翼を担う仲買人集団。境港市の「共和産業 株式会社」

みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!

今回取り上げるのは、鳥取県境港市の「共和産業 株式会社」。

ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。

学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪

「共和産業 株式会社」ってどんな会社?

生産者と消費者をつなぐ 仲買の仕事に誇り

日本海沖合の漁場で獲れた多くの魚介類が集まる境漁港は、全国有数の水揚げ量を誇り、水産業振興に特に重要である「特定第3種漁港」に指定されています(※全国に13港)。この港で水揚げされた魚介類は、産地市場の「鳥取県営境港水産物地方卸売市場」で競りや入札にかけられ、東京・豊洲の中央卸売市場をはじめ全国の消費市場に運び込まれます。

「共和産業株式会社」は、境漁港、長崎県の佐世保港・松浦港で朝獲れの魚を買い付け、直接送り出しています。取引先は地元ユーザーから海外まで。仕入れた鮮魚は、卸売市場、量販店、外食チェーン、食品メーカーごとに、望まれる規格に仕立て直してスピーディーに出荷。また、自社でISО22000(食品の安心安全マネジメント国際規格)取得の工場設備を有し、高品質の冷凍魚を国内の食品加工業者、養殖業者はもとより、アジア、アフリカへ輸出しています。

1947年創業の漁業会社「共和水産株式会社」とともに「株式会社ニッスイ」のグループ企業として、地域の水産業振興に貢献。境漁港での買い付け・販売シェアは、10%を超えています。

協調体制強化で成長 社員が将来を描ける会社に

「産地に集まる大量の魚を即座に選別し、鮮度を保ったまま首都圏などへ届ける。境漁港は、先輩方の長年の努力のおかげで、全国でも指折りの出荷体制を築き、特に日本海側ではトップランクの港だと思います」と話すのは、共和産業の大澤宏光会長。大澤会長はニッスイ時代、全国の港や水産会社、量販店のバイヤーと接し、水産基地・境港の魅力を実感していたといいます。

その時々により大漁・不漁があり、魚の質や量、価格も、日々変動する鮮魚。「仲買というと、市場で魚を競り落とす場面がクローズアップされますが、大切なのは情報収集と情報発信。天候状況を把握しながら漁船や取引先と情報を共有し、その都度、臨機応変に対応するフットワークが求められます。また、魚を買い付けるだけでなく、仕分けを行う作業員さん、出荷を担う配送業者との協調体制で成り立っています。協力会社と互いの信頼関係を強め、全社が一つとなって売り上げを伸ばしていき、働く社員が、自分の将来を描ける会社でありたいと願っています」。そんな共和産業では、仲買という仕事に誇りをもち取り組む若手社員が成長中です。

同期入社で揃って課長に昇進 次世代を担う責任感がエネルギー

協力会社の魚の仕分け作業をしていたのをきっかけに、共和産業に入社した山根亮平さん。北海道から九州までの卸売商社、スーパー約50社を取引先に持ち、市場での競りはもとより、まき網漁船が獲ってきた魚を船ごと買い付ける〝ひと船買い〟など、大きな取引を担当しています。

「見本の魚を見て、このサイズは鮮魚で売る、このサイズは冷凍魚になるなど、わずか5分くらいで見極めます。その後は自分で考え、あちこちの取引先に売っていきます」。話を聞くと神業に思えるが、入社3年目から研鑽を積んでいたといいます。

「今は自分の見立てが8割方適中しますが、外れることもあります。そのためにも毎日の取引を必ず検証するようにしています。その積み重ねで今がありますが、この仕事は毎日毎日状況が違うので、飽きることがありません」と笑います。

「大きな取引でも、自分のような若手を信頼し、仕事を任せてくれます。プレッシャーはありますが、もっと勉強してがんばろうと、モチベーションも高まりますね」。情報を自分の目と頭で分析するため、携帯電話の気象情報アプリは常にチェックしています。

『魚を売る仕事に就きたい』 希望が叶い、奮闘する毎日

営業に配属され3年目を迎え、積極的に業務に取り組み周囲の信頼を集める橋本由那さん。境港市内から関東の大型量販店や回転寿司チェーン店などの取引先に向け、鮮魚を買い付け販売しています。

競りの開始時間は5時30分ですが、その1時間前には出社して魚をチェックするようにしています。「少しでもお客様の要望に沿った魚を仕入れたいので、早めに出社しちゃいます」とほほ笑みます。もともと魚を食べるのが好きで、魚を売る仕事をしてみたいと、共和産業に就職を決めました。同じ水産業界で働く父親の〝ニッスイのグループ企業だから安心して働ける〟という言葉も背中を押してくれたとのこと。

初めて会社を代表し、一人で競りに立った時は不安もありましたが、社内をはじめ場内の人たちは皆やさしく、数少ない女性仲買人(他社)とも顔見知りになったと言います。「先輩からは『なるべく安く買おうと思うな。欲しい魚があったら、高く買わないとダメ』とアドバイスされました。常に忘れないようにしています」と話します。

自分に仕事を任せてくれる得意先や会社の人たちの信頼に応えるために、日々夢中です。

採用担当者からあなたへ

私たちのミッションは境港で水揚される水産物を通して、豊かな海を、豊かな暮らしを、未来へつないでいく事です。天然、自然、四季などを大切にし、日本の食文化を後世に残していきます。経験豊富な社員が丁寧に指導しますので、事前に必要な知識はありません。

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0859-42-6171
採用直通 E-mail/contact@kyowa-sakai.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

事業内容 境港で水揚げされる鮮魚・冷凍魚の買付販売
創業 昭和22(1947)年12月15日
代表者 代表取締役 大澤 宏光
社員数 40名(男31名 女9名)

67社を徹底取材!「鳥取・島根のリーディング企業2025」発売中

さらに詳しい内容は、ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2025」にて掲載中。

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている優良企業67社を徹底取材。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

山陰の各書店にて発売中なので、新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

共和産業 株式会社

キョウワサンギョウ カブシキガイシャ
電 話:0859-42-6171(採用直通)
住 所:鳥取県境港市昭和町13-21 [MAP]
情 報:HP

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タウン情報Lazuda アシスタントチーム

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山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。

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