【山陰の企業】ひと皿が生む笑顔を追求。日吉津村の「株式会社 味屋コーポレーション」【ラズダ広告】

編集部にっかんくん
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ひと皿が生む笑顔を追求。日吉津村の「株式会社 味屋コーポレーション」

みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

「日刊ラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!

今回取り上げるのは、鳥取県西伯郡日吉津村の「株式会社 味屋コーポレーション」。

ネット情報や説明会で企業情報を得ても、会社の風土や社内の雰囲気まではなかなか見えにくいもの。そこで編集部では、代表者が語る企業のビジョン、現場で働く社員のリアルな声など、数字だけでは伝わらない魅力を多面的に取材してきました。

学生の方、UIターンを検討している方、学校関係者や保護者の方まで、ぜひ企業研究の参考にしてみてくださいね♪

「株式会社 味屋コーポレーション」ってどんな会社?

仕出し、外食事業で成長 給食事業でさらなる飛躍

食べることは生きること――。人は成長や活動のため、必要なエネルギーや栄養素などを毎日摂取して命を育んでいます。しかし、食が育んでいるのは生物学的な生命だけではありません。心を満たし、暮らしを豊かにし、縁を生み出していくことも食の役割のひとつ。

食を通して幸せを提供してきた「株式会社味屋コーポレーション」は、一昨年創業40周年を迎えました。

スタートは小さな弁当屋でした。建設業界に身を置いていた土井一朗社長が1982年、地元米子市両三柳にオープン。たまたま注文を受けた仕出し弁当を機にケータリング事業を始めました。

「製薬会社の営業職から、会議で取引先に食べてもらう〝ちょっと豪華なお弁当〟を求められたのがきっかけ。弁当屋のメニューにはなかったものの、顧客の要望に合わせて提供し、最終的に評価をいただけたのが父たちの自信になり、評判も広がっていったようです」と土井龍太郎常務(34)。顧客の立場に立って融通を利かせる―一見簡単なようで意外と難しいことに挑んだのが事業拡大につながっていきました。

その後、葬儀や法要、誕生祝いや長寿祝いなど、家族や親戚らが自宅などに集まった時の会食ニーズを捉え、地域住民の認知度も高まっていきました。料理を運ぶだけでなく、セッティングや片づけまで担うサービススタイルは同業者との差別化に。96年に株式会社化し、翌年からは外食事業にも着手しました。

同社にとって一つの転機になったとも言えるのが、給食事業への参入。地元幼稚園の要望を受け、2018年から幼稚園給食を提供。20年からは鳥取大学医学部附属病院の病院給食を請け負い始めました。社内の栄養士と病院の栄養部が一緒にメニューを考え、約180種に及ぶ治療食を提供しています。「食事は医療と密接に関係している。長年食に携わっている私たちにとって大きな知見を得ることができました」。挑戦は、会社をさらなる成長へと導いていきました。

徹底した味へのこだわり

弁当屋からスタートした味屋が初めて外食事業を手がけたのが、米子市有数の繁華街、角盤町に今も店舗を構える『かに・郷土料理 海王』。日本海や中海の幸をふんだんに味わえるほか、旨味成分オレイン酸を豊富に含んだ鳥取和牛を気軽に楽しめるとあって、地元住民から観光客まで幅広い層に親しまれています。本部の権田和志さん(49)は当時、オープニングスタッフとして入社しました。

4年後、新たにラーメン店を開業した際には25歳の若さで責任者を任され、商品開発から経営、スタッフ管理まで担いました。「開店直前までメインのラーメンの味が決まらず、社長と試行錯誤して苦しんだ記憶が今も鮮明に残っています」。ラーメンを作っては試食するという工程を真夜中まで何度も繰り返したといいます。

現在は外食事業の統括責任者として、仕出しや給食事業を含めた8事業を管理。2021年に新たに加わった、鳥取県西部地域の魅力を発信するプロジェクト『大山時間』の店長も務めます。力を注ぐスタッフ育成では、批判より評価と挑戦を重視。「現状を自身で理解してもらった上で、さらなる目標に挑んでもらえるよう心がけています」。SNSの浸透などで食に対する顧客のニーズは年々高まっており、その上を行くサービスを目指しています。

若手活用進め、23歳店長も

若手が活躍できる風土は、事業規模が拡大した今も変わりません。一昨年、23歳で『カルビ屋大福 米子店』の店長に就任した石井拓海さん(25)は、「幅広い年齢層と性格のアルバイトやパートさんに気持ち良く働いてもらうのが一番大事。売り上げを伸ばせず苦労することもありますが、仲間とともに成長し、目標をクリアしていけた時の達成感は何事にも代えがたいですね」と語ります。積極性と向上心が評価され、早くから店舗管理業務に携わって実務経験を重ねています。

調理師の父と飲食店勤務の母を持ち、幼い頃から食に関わる仕事が身近だった石井さん。他業種も視野に入れ、就職活動した結果、自身のアイデンティティを最も発揮できる場所として飲食業界を選びました。「カロリー摂取や満腹感だけでなく、こだわり抜いた味と、心のこもった接客が生み出すトータルサービスで満足していただけるよう邁進します」。

幼稚園や病院で給食提供

同じ食というカテゴリーとはいえ、外食事業と給食事業は、提供する側の視点や姿勢も少々異なります。味屋では2018年から給食事業に着手。幼稚園給食の立ち上げから関わったのが、栄養士の大田真由希さん(30)。「考えた献立を実際に調理・提供して初めて、コストや調理時間、器などで制約を受けることが分かるなど、想像以上に大変でした。子どもたちに喜んでもらいたいと思いつつ、そのメニューやスタイルを限られた枠内で提供することの難しさを実感しました」。

食べるのも調理するのも好きで、小学生の頃には自身で魚もさばいていたという大田さん。大学で栄養士の資格を取り、地元食材を使った料理に定評のある同社への入社を決めました。病院給食事業のスタートに合わせて異動し、普通食の献立作成や配膳チェックなどを担当しています。

「普通食とはいえ、食材の大きさや使われる素材などが一人一人微妙に違い、医師による特別指示に従う必要があります」。患者と直接接することは少ないものの、摂食後の食器に添えられたコメントカードが励みになっています。

経験生かしサービス向上

「患者さんの命を預かっているという意識を持ちつつ、入院中の貴重な楽しみになるよう調理しています」と、同僚の家志英樹さん(54)。大阪の老舗和食店や大手ホテルなどで調理経験を積んだのち、一時は居酒屋を6店舗経営していたものの、50歳を過ぎて米子市にIターン。「スキーの特待生として過ごした米子北高時代が忘れられなくて。人の温かさ、そして豊かな大自然の景色は色褪せることがありませんでした」。

食に関わる仕事を探す中、地元密着で店舗展開を進める同社を知りました。病院に配属後、目の当たりにしたのが居酒屋とのギャップ。「感覚で自由に味付けすることはできず、患者目線の正確な調理が求められます。でも、美味しいものをできるだけ美味しい状態で提供するという視点は同じ。培った経験を生かすことができれば」。今後は地域の特産品を生かしたメニュー提案にも力を注ぎたいといいます。

誰でも輝ける場所に

地域に支えられながら発展してきた味屋にとって、給食事業は培った経験を生かして地域に貢献できる機会にもなりました。「食に対する視野が広がるとともに、社員の衛生意識の向上にもつながりました」と振り返る土井常務。現在、新入社員は数か月の本社勤務を経て病院給食を担当。食が命に直結する現場で、食の重要性を体感しています。

働き方改革の推進は、飲食業界も例外ではありません。業界を越えた人手不足が深刻な中、社員の労働環境を改善しつつ、味屋が挑むのが実績ある分野での事業展開です。2024年正月用から、長年実施してきたおせちの一部冷凍化に挑戦。冷凍技術の進化によって品質が維持できる上、商圏の大幅拡大にもつながっています。

20歳代後半~30歳代前半を積極的に幹部に採用している味屋。狙いは〝指示待ち〟から〝提案型〟への転換。「根底は食でつながっていますが、業態はさまざま。サービス業に象徴されるコミュニケーション力も、部署によっては求められる内容や程度が違います。どんな人でも輝ける場所がある。味屋はそれを提供できる会社だと自負しています」。

採用担当者からあなたへ

どんなライフステージに立った時にも、自らの力で輝ける人間になってほしい。そんな人たちの集まる会社になっていきたいと思っています。「食べることが好き」、「人と接することが好き」という方と出会えることを楽しみにしています。

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0859-27-4788
採用直通 E-mail/ajiya@fsinet.or.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

事業内容 仕出し・飲食店・給食事業の運営、地域商社事業 など
創業 昭和57(1982)年12月6日
代表者 代表取締役社長 土井 一朗
社員数 248名(男102名 女146名)

67社を徹底取材!「鳥取・島根のリーディング企業2025」発売中

さらに詳しい内容は、ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2025」にて掲載中。

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている優良企業67社を徹底取材。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

山陰の各書店にて発売中なので、新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

株式会社 味屋コーポレーション

カブシキガイシャ アジヤコーポレーション
電 話:0859-27-4788(採用直通)
住 所:鳥取県西伯郡日吉津村日吉津1370-2 [MAP]
情 報:HP Instagram

sponsored by 株式会社 味屋コーポレーション

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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タウン情報Lazuda アシスタントチーム

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山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。

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