ホッとくつろげる時間を。琴浦町に古民家ベーカリー『パン塩屋』オープン
ホッと安らげる憩いの場所。琴浦町に古民家ベーカリー『パン塩屋』オープン
潮風がゆったりと吹き抜ける、琴浦町の静かな港、菊港。
そのすぐ近くに、パン屋さんがオープンしました。
店名は『パン塩屋』。
レコードから音楽が流れる、古民家の心地いい空間で、手作りパンを販売しています。
普段はテイクアウト専門ですが、日曜のみ店内飲食が可能。軽食やランチが味わえますよ。
『パン塩屋』の場所、駐車場
住所は鳥取県琴浦町赤碕1597。車は菊港前の町営観光駐車場へとめて、そこから東方角へ歩いて2分ほどで到着。
営業時間は10:00~16:00。水・土曜はお休み。日曜のみ店内飲食OKで、それ以外の曜日は販売のみとなります。
材料はシンプルに。こだわりを聞きながらのパン選びにワクワク
『パン塩屋』では、毎朝焼き上げる5~7種類のパンが日替わりで登場。
酵母は自家製のサワー種を使用。カンパーニュ、くるみパン、フォカッチャ、バケット、フーガスなどが並びます。
主に小麦粉と、ライ麦の全粒粉を使っているので食べ応え◎。噛むほどに素材の味や、甘みを感じられる生地は、ビタミンやミネラルといった栄養がたっぷり!
店主・斎藤さんのお気に入りは「レーズンくるみパン」。生地の中にはクルミに加え、レーズンは甘酸っぱいものと、甘いものの2種類がゴロゴロっと入っています!
斎藤さんは東京都出身。隠岐諸島・知夫里島で地域おこし協力隊として活動したのち、本土へ渡り松江市や益田市で日本酒造りを学んでいました。
その経験から「発酵」に興味を持ち、趣味だったパン作りが高じて『パン塩屋』を開業することに。
店内に流れる音楽はジャズやロック、ブルースなど。いずれも音楽好きの斎藤さんによるセレクト。
本棚には音楽雑誌や書籍に加え、パン作りや野菜栽培、山陰に関する一冊が並んでいます。
棚に並ぶ書籍や穏やかな口調の斎藤さんからも、パン作りへの丁寧な仕事ぶりがうかがえました。
3種のパンと温かいスープで満たされる日曜限定「パンランチ」
日曜限定で「パンランチ」、「クロックムッシュ」などの軽食、ドリンク類を店内でいただけます。
靴を脱いで店内へ入ると、まるで店主のお家におじゃましているような気分に♪
新しいものでそろえるのではなく、前からある家具を活用したり、ちょっとアレンジしてみたり。「“なんか良い”という感覚を大事にして造った」と話す部屋は、不思議と心が安らぐ空間です。
柔らかい日差しとスローな音楽が、部屋の居心地をさらに良いものにしてくれます。
「パンランチ」はドリンク付き800円。
パン、副菜、スープは日替わり。この日選ばれたパンは「カンパーニュ」、トーストされた「ローズマリーと岩塩のフォカッチャ」、バターが乗った「くるみレーズンパン」の3種類。
フォカッチャは生地にしっかり厚みを持ちながらも、外はパリッと食感で口あたり軽やか。
カンパーニュには手間ひまかけた自家製トラパネーゼを。くるみやトマト、バジル、ニンニクなどの食材をじっくり煮詰めてブルスケッタ風に。これ、香りも良くて「おかわり!」って言っちゃうおいしさ!
冬の根菜、キノコ類、牛肉がゴロっと入ったミルクスープで体はポカポカに。
琴浦町の港にひっそり立つ『パン塩屋』。 2025年の営業は1月12日(日)からスタート。
ドライブの休憩がてら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
パン塩屋
パンシオヤ
住 所:鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1597 [MAP]
営 業:10:00~16:00
休 み:水・土曜
駐 車:「町営観光駐車場」を利用
情 報:Instagram
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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