どうもこんにちは、山陰のタウン情報「ラズダ」編集部のべーやんです。

2025年11月2日、出雲市のショッピングセンター「PLANT５」敷地内にオープンしたラーメン専門店『らぁ麺 げんてつ』。

開店から１か月余り経ちますが、まだまだ客足は途絶えず！ 行列ができる日も少なくありません。

店主は、出雲駅高架下にある担々麺の人気店『篠寛』の元店長。担々麺がウリの同店とは異なり、意外にもこちらは牛骨ラーメンが主役のお店。

今回はそんな店主にじっくりお話を伺って、『げんてつ』のラーメンを詳しくレポートします！

ラーメン専門店『らぁ麺げんてつ』の住所は、島根県出雲市塩冶町1408-2。『PLANT 出雲店』の敷地内にあります。

『PLANT5 出雲店』の広い駐車場を利用できるので、買い物ついでに立ち寄りやすいお店ですね。

暖簾をくぐり、さっそく券売機へ。

ラーメンはレギュラー４種に、期間限定の１杯を加えた全５種がラインナップされています。

看板メニューである牛骨ラーメンの醤油・塩、そして貝出汁ラーメンの醤油・塩が基本の味。

初来店ということもあり、今回は定番の「牛骨醤油らぁ麺」をチョイス。

カウンターに腰かけて調理中の店主に経歴を伺ってみました。神戸の料理学校へ進学後、フレンチやイタリアンの飲食店での修行を経て、地元の出雲市へUターン。その後、出雲駅高架下にある『篠寛』にて店長時代を含め７年間経験を積んだとのこと。

独立開業したこちらの『げんてつ』では「毎日食べたくなるラーメン」をモットーに掲げており、ショッピングセンターに隣接する立地も考慮して老若男女誰でも親しみやすい一杯を目指しているそうです。

「なぜ牛骨ラーメンを？」と尋ねると、「誰でも親しみやすく、市内の他店では味わえない味を追求したかった」とのこと。

すごい挑戦心、見習わなければ・・・！

とはいえ期間限定メニュー枠を設けているため、いつか「担々麺」が登場することもありそうですね。

店内は落ち着いた和空間。席はカウンター12席と、４人掛けテーブルが２卓。おひとり様はもちろん、夫婦や親子でも買い物ついでに気軽に立ち寄れる雰囲気です。

余談ですが30代後半になると、小洒落たラーメン店よりもこういう飾らない和空間が一番落ち着く気がする。なんでだろう。

ドンブリが運ばれてきたので、さっそく「牛骨醤油らぁ麺」（950円）を実食！

なんでも牛骨出汁は、贅沢なことに島根県産和牛の骨から摂っているそう。ひと口いただくと、醤油の芳醇が香りが鼻から抜けて、上品かつあっさりとした味を堪能できます。

店主に聞くと、醤油ダレは地元「井ゲタ醤油」の醤油を３種類ブレンドし、さらに赤ワインを加えたもの。牛特有の甘さは程よく調整され、きちんと出汁のうま味も感じられる。お店のコンセプト通り、誰でも親しみやすい一杯に仕上がっていました。

麺は、地元製麺所「本岡製麺」の中太ちぢれ麺を採用。モチモチとした麺がスープによく絡みます。

チャーシューは、豚肩レアと豚バラの2種。そして隣には、香ばしいゴボウの素揚げも！

タレにワインを加えたり、他店では見ない一風変わったトッピングがあったりと、随所に店主のアイデアの引き出しの多さを感じます。やはり和洋中の飲食店の経験からくるものでしょうか。

牛骨とは打って変わり、こちらは貝類で出汁をとった「貝塩らぁ麺」（950円）。

島根県産シジミなど地元産の貝からうま味を抽出。海塩と岩塩、白ワインをブレンドした特製塩ダレと合わせた一杯。まろやかな塩ダレと、貝のうま味がやさしく口の中に広がります。

こちらも中太ちぢれ麺を採用していますね、スープとの相性も抜群です。

ラーメンだけじゃ足りないので、サイドメニューも注文。

今回いただいたのは「チャーシュー丼」（400円）。

豚肩と豚バラの2種類のチャーシューがたっ​​ぷりのった贅沢なひと品。香ばしいタレがご飯に染み込み、味もボリュームもかなり満足感があります。

ラーメンの残りスープを加えて食べると、さらに美味しさが引き立ちますよ！

店内奥の壁には、店主によるラーメンに込めた想いがつづられていました。

本場・鳥取県とは異なり、出雲市ではまだまだ"新味”とも言える「牛骨ラーメン」。

お店が末永く愛されて、牛骨ラーメンが地域に根付くと良いですね～。

らぁ麺 げんてつ

ラァメン ゲンテツ
電 話：050-8889-73980
住 所：島根県出雲市塩冶町1408-2 [MAP]
営 業：11:00～15:00（OS14:30），17:30～21:00（OS20:30）
休 み：木曜
駐 車：PLANT共同駐車場を利用
情 報：Instagram

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