ローカル線の魅力たっぷり。『若桜駅』でレトロ散歩【山陰の駅】

編集部あつきち
編集部あつきち

車両展示や駅構内カフェを満喫。『若桜駅』でレトロ散歩

山陰の駅を巡る【山陰の駅】シリーズ。今回、足を運んだのは、鳥取県若桜町にある『若桜駅(わかさえき)』

若桜鉄道は、鳥取県八頭町から若桜町まで8つの駅を結ぶ、約19kmのローカル線。『若桜駅』はその終着駅です。

開業は1930年。その後、2020年に改装リニューアルされました。

歴史香る木造駅舎は、昔の学校校舎を思わせる昭和レトロな趣き。

格子状の窓、角のない丸い照明が配された『若桜駅』、どこか懐かしい雰囲気に惹かれます。

2008年には、『若桜駅』を含む若桜鉄道関連の23の施設が国の登録有形文化財に一括登録されました。詳細は若桜鉄道HPを参照。

そんなに歴史があるなんて知らなかった・・・!

桜の時期になれば、満開の桜が駅舎を囲んで見事な春景色に。その様子を写真に収めようと、県内外から多くの観光客が訪れます。

ホームからの風景を眺めていると、一両編成の車両が到着。

か、カッコイイ・・・!

写真で何度か見たことがあっても、実際に車両を目の前にすると、その貫禄に目を奪われます。少し色褪せているのも、またイイ味わい。

青色の「昭和号」のほかに、ロイヤルレッドの「八頭号」、高級感あるグリーンカラーの「若桜号」が走行中。

若桜鉄道をより深く楽しめる有料エリアへ

ホームまでは無料で入れますが、その先の構内は有料エリア(300円)。

構内では車両見学や子ども向けの乗り物が楽しめるようです。

有料エリアに入るとすぐに「DD167」、「C12 167」の車両を発見!

その奥には、年季の入った車体がひとつ。入構券は切符売り場で購入可能です。近くで見てみたい方はぜひ!

駅の外には子ども用の「DD167」。本物の動く列車を見られるし、ちょっとしたテーマパークみたいな気分で過ごせそう。

駅ナカ、駅周辺はレトロ散歩にオススメ

駅の中にはカフェ『WAKASA CAFE retoro』がありました。

カフェでは、コーヒーや紅茶といったドリンクのほか、ハンバーガー、ケーキなどを販売。

好きなものをテイクアウトして、“ラウンジ”と呼ばれる待合室でゆっくり過ごすのもイイですね。

駅の向かいにある「若桜町観光協会」の前。吊るされたモビールがとってもかわいかった~。

レトロ散歩にもうってつけの『若桜駅』。駅はもちろん、周辺の自然や町並みもぜひ楽しんで♪

若桜駅

ワカサエキ
住 所:鳥取県八頭郡若桜町若桜 [MAP]
駐 車:あり

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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