歌舞伎で楽しむヤマタノオロチ。出雲市佐田町で歌舞伎公演「むらくも座2024」開催
はじめての歌舞伎体験へ。出雲市佐田町で「むらくも座2024」開催
9月に入り、今年もいよいよ秋の行楽シーズン。
「今年はどこかへ行きたい!」という方、今年はちょっと趣向を変えて、出雲市へ歌舞伎鑑賞に出かけてみませんか!?
2024年10月20日(日)、出雲市佐田町の『スサノオホール』では、歌舞伎公演「出雲歌舞伎むらくも座2024」が開催。
今年は、ヤマタノオロチ伝説を舞台化した演目をはじめ、腹を抱えて笑える喜劇も用意。はじめて歌舞伎を観る方も充分楽しめる公演となっていますよ!
スサノオ×八岐大蛇の決闘を描いた歌舞伎「日本振袖始」
今回の歌舞伎公演「むらくも座2024」では、3つの演目を上演。
山陰でお馴染みのヤマタノオロチ伝説を歌舞伎化した「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」、人間味あふれる喜劇「小栗栖の長兵衛(おぐりすのちょうべえ)」に加え、中入りには地元小学生らが子ども歌舞伎「白浪五人男(しらなみごにんおとこ)」を披露。
中でも注目は「日本振袖始(にほんふりそではじめ)」!
誰もが知るスサノオ×八岐大蛇の決闘を描いており、はじめて歌舞伎を観る人にとっても分かりやすく、親しみやすい演目ですよ♪
美しく妖艶な女性に化けて登場する八岐大蛇。正体を明かし、1人対8人で演じる迫力の決闘シーンは必見!
化粧や衣装、セリフの言い回しなど、歌舞伎ならではの要素も見どころのひとつです。
出雲市の歌舞伎一座「むらくも座」とは?
出雲市佐田町を拠点に活動する「むらくも座」は、十数名の座員からなる歌舞伎団体。
1960年に一旦歴史が途絶えたものの、1975年に地元の若者たちが再結成。かつての演目の資料をもとに、協力者から指導を受けて復活させたのが、現在の姿。
復活以降、毎年秋に定期公演を行っているほか、市外・県外の舞台でも"出雲歌舞伎”を上演しています。
演目は歌舞伎定番の古典モノをはじめ、落語を題材にしたもの、オリジナルの脚本などさまざま。
そんな中でも、スサノオノミコトとヤマタノオロチが登場する「日本振袖始」は、「むらくも座」の代表作。
出雲神話が息づく島根だからこそ、長年のわたって演じてきた最も特別な演目のひとつなのです。
芝居小屋さながらの空間で、ステキな歌舞伎体験をぜひ!
公演当日の『スサノオホール』は、提灯の明かりが照らす芝居小屋さながらの雰囲気♪
風情漂う昔ながらの空間で、じっくり芝居見物を堪能できます。
歌舞伎となると「なんだか難しそう・・・」という印象を抱く人も少なくないですが、実は誰でも気軽に楽しめる伝統芸能なんです。
楽しむためのコツは、開演前に物語のあらすじを簡単に頭に入れておくこと!
会場で配布されるパンフレット裏面に各演目のあらすじが書かれているので、サッと目を通しておくと、ストーリーが分かってグッとおもしろさが増しますよ。
今回の公演の詳細は公式インスタグラムをチェック!
出雲市佐田町の『スサノオホール』にて10月20日(日)に開催される歌舞伎公演「出雲歌舞伎むらくも座2024」。
年に1度の公演なので、「神楽は観たことあるけど、歌舞伎は経験がない!」という方も、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
「出雲歌舞伎むらくも座2024」の会場、駐車場
「出雲歌舞伎むらくも座2023」の会場は『スサノオホール』。住所は島根県出雲市佐田町反邊1747-4。
一畑バスのバス停「出雲須佐」から徒歩2分。JR出雲市駅から車で約25分の場所にあります。
駐車場は146台分を完備。町外から行く人は、自家用車もしくは一畑バスでの来場がオススメです。
日 時 | 2024年10月20日(日)10:00開場、10:30開演 |
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会 場 | スサノオホール(島根県出雲市佐田町反辺1747-4) |
料 金 | 【全席指定】S 席3000円(中学生以下1500円)、A席2000円、B席1000円 ※未就学児は入場不可 【食事】歌舞伎弁当2000円、幕の内弁当900円 *いずれもお茶付 |
チケット | 島根県民会館チケットコーナー(0852-22-5556) 出雲市民会館(0853-24-1212) NPO法人スサノオの風(0853-84-0833) ほか |
問合せ | 090-4572-3053(島根県地歌舞伎連合会) |
情 報 | HP Instagram |
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部べーやん
山陰のタウン情報誌「ラズダ(Lazuda)」の編集長。出雲市佐田町出身。
入社以来、ラズダを作り続ける編集スタッフ。新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!
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