島根の地酒「月山」のおいしさの秘密。安来市の蔵元近くに沸く名水「お茶の水井戸」
安来市の蔵元『吉田酒造』隣に名水スポットがあった
毎日暑いですね~。
気分だけでも、ひんやりしてもらうために、今日はお水に関する話題!
さてさて、島根県を代表する日本酒といえば、みなさんどの銘柄を思い浮かべますか?
私はやっぱり「月山」!
スーパーや居酒屋など、普段の生活の中で見かけることが多い、島根の地酒「月山(がっさん)」。
その蔵元は安来市広瀬町にある『吉田酒造株式会社』。そして酒蔵の横には・・・
名水スポット発見!
「島根の名水百選」に選ばれたおいしいお水
戦国時代、尼子氏によって栄えたかつての城下町、広瀬町。
その町並みの一角、名水スポットの名前は「お茶の水井戸」。
「お茶の水井戸」は、1666年ごろから1871年(明治4年)までの206年もの間、お茶の水として、歴代藩主に利用されていたのが名前の由来。不昧流茶道の間で「最高の水」といわれたのだとか!
その後、『吉田酒造』によって「島根大学」の地質学専門博士の指導のもと、当時の井戸水を復元したそう。
水を復元を実現したのは「現当主の先代のさらに先代くらい」だそうで、具体的な年数は不明。
『吉田酒造』が造る日本酒のスッキリとしたおいしさは、この水にも秘密があるのかもしれませんね。
「島根の名水百選」の歴史の泉(28ヶ所)として認められている「お茶の水井戸」。
『吉田酒造』いわく「どんどん汲んでください!」とのこと。おいしい水を無料でいただけるありがたさよ。
ひんやり冷たさを感じる水、体感温度としては18~20℃くらいかな~。そのまま飲んでもいいし、ボトルに入れて持ち帰って、お米炊くのに使うなど、いろいろ活用したくなります♪
撮影している途中、ご近所さんが歩いて来られ、持っていたコップに水を汲んで、その場でゴクッゴクッ!(私の心の声:お、おいしそうに飲むなぁ・・・)
町民が気軽に使える水分補給スポットにもなっている、広瀬町の「お茶の水井戸」。田舎の夏のワンシーンを切り取ったような、ステキな場面も見られました♪
ちなみに給水スポットは全部で3ヶ所。「お茶の水井戸」の裏に蛇口がひとつ。もう1ヶ所は『吉田酒造』建物の裏手にあります。
「お茶の水井戸」の場所、駐車場
「お茶の水井戸」の住所は安来市広瀬町広瀬820。向かいの『山陰合同銀行 広瀬出張所』前に4~5台分の駐車場あり。
暑~い夏は、おいしい&冷たい水を飲んで、元気に乗り切りましょう!
お茶の水井戸(吉田酒造隣)
住 所:島根県安来市広瀬町広瀬820 [MAP]
駐 車:吉田酒造駐車場を利用
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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