季節を“香り”で楽しんでみませんか? 倉吉市『お香とうらなひ ひフみ』

編集部あつきち
編集部あつきち

倉吉白壁土蔵群にひっそりと立つ『お香とうらなひ ひフみ』

普段の生活の中で、香りを意識することはありますか?

例えば、淹れたてのコーヒー、天日干しした洗濯物、風に漂う潮の香りなど。

改めて考えてみると、意外にたくさんの香りの中で生活をしている私たち。

時にはその香りに癒されたり、懐かしさを覚えたり、元気づけてもらったり!香りの効果ってスゴイな~!って感じます。

こんな「香り」はどうですか?

こちらは、京都市の香木専門店『山田松香木店』のお香。様々な香木などを練り合わせ、型抜きした印香タイプのお香です。

1月から12月までの四季の草花をかたどったお香。松、梅、アサガオ、銀杏、スイセンなど季節の香りを楽しめます。ちなみに6月は「アジサイ」。

あいまいな季節の変わり目も、四季の香りがあれば、気分も一緒に切り替わってくれそうですよね?

こちらの商品を紹介してくれたのは、倉吉市にある『お香とうらなひ ひフみ』。お香と占いのお店として、倉吉白壁土蔵群で10年以上営業しています。

全国から多彩なお香を取り寄せるセレクトショップ

「気軽にどうぞ」と書かれた看板に安心して中へ入れば、ホッと和むような良い香り。

お香の産地・淡路島や、京都をはじめとする関西など、全国9ヶ所からお香を取り寄せ。さながらお香のセレクトショップですね。

お香の原料ってなんだろ?

日本のお香は、ほとんどが天然由来の材料で造られています。

お香のベースとなるのはクスノキ科の常緑高木、タブ。

そこへ、沈香や白檀といった香りのする木(香木)、植物の樹脂、花、根などをバランス良く調合。いずれも自然界に生きるもの、つまり“命”あるもの。「お香も生きているんですよ」と教えてくれました!

昔は皇室の嗜好品だったお香ですが、今では身近な存在に。仏教では「ご先祖さまのごちそう」とも。

お香は“命”であるからこそ、「せっかく買ったのに、香りに失敗して使わなくなるのが一番もったいない」と店主。

なので『ひフみ』では、オリジナルのお香アソート「おためし香」を販売しています。1本ずつ、その日の気分で香りを試しながら、好みの香りを見つけられます♪

そのほか、いろいろなお香商品が並んでいるので、お気に入りを探してみてくださいね。

えっ、

お香以外の香りの商品もあるの!?

ハンドクリーム、のど飴、入浴剤・・・!

香りにまつわる様々な商品も。これらはすべて、香木専門店が開発したもの! 品質はもちろん、持続性も申し分なし。お香も進化しているんだなぁ~と驚きました。

取材で見つけた気になるお香

おしゃれなパッケージデザインの『日本香堂』のお香。色のグラデーションがキレイ。

お香では珍しい「ベアー&ホワイトムスク」や、「りんご&金木犀」、「ゼラニウム&ヒノキ」など、2つの香りを掛け合わせた商品。フタを逆さにして置いておけば、ルームフレグランスのようにして、香りを楽しめるそうです。

開発者の「季節の花を生けるように、お香を飾って楽しんでほしい」との願いが込められた品。香りの楽しみ方が増えるほど、ますますお香を身近に感じられそうですね。

気になる香りは、店内でお試し可能。 焚く前の「上匂い」、燃焼中の「焚き香」、燃えきったあとの漂う香り「残り香」をお店で体験。

お店で、好みの香りを見つけてみてくださいね。

『お香とうらなひ ひフみ』の場所、駐車場

住所は倉吉市堺町2-920-1。駐車場は、店舗から徒歩2分ほどの場所にある、白壁土蔵群の観光駐車場を利用しましょう。

営業時間は11:00~18:00で木曜定休。占い時間で電話に出られない場合あり。

お香とうらなひ ひフみ

オコウトウラナイヒフミ
電 話:070-5300-3021
住 所:鳥取県倉吉市堺町2-920-1 [MAP]
営 業:11:00~18:00*占いは前日までに要予約
休 み:木曜 *2024/5/25~5/27は臨時休業
駐 車:観光駐車場を利用

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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