【おさんぽのすゝめ】“おもしろい”ワケじゃない!? 抜群のネーミングセンスに惹かれて松江の玉造温泉にある『おもじろ釜』へ
“美肌県”こと島根県屈指の温泉地・玉造温泉からほど近くにある『おもじろ釜』って……?
島根県松江市に広がる玉造温泉といえば、キャパシティも個性も様々な温泉宿が立ち並ぶ湯の町。島根県には大小いろいろな温泉地がありますが、特に知名度が高く、加えて複合ショップ、地場産のアンテナショップ、可愛いカフェなどなど。温泉以外のスポットもたくさんあるので、今や観光地として人気を集めています。
その玉造温泉からほど近く。県道263号沿いの「花仙トンネル」の前には白い看板に、インパクトのある”おもじろ釜”の文字。
以前から気にはなっていましたが、中々行く機会がなく……。
そこで、ちょっと時間が空いたので、仕事中ではありますが、編集部の魔法の言葉“ちょっとリサーチ行ってきます”を唱えて、休憩がてらひと足のばして行ってきました。
現場に到着。とりあえず例の『おもじろ釜』の全景はこんな感じ。とりあえず“おもしろ”要素はなさそう……。
辺りには湯気とともに、ほんのりと温泉の香り。まぁ、玉造温泉の近くですしね。
そうそう、釜の周辺は駐車場というほどのものはありませんが、普通車であれば1台分ぐらいはとめられそうなスペースがありましたよ。
ちょっと寄ってみました。ほんのりどころじゃない……熱いです!
温泉の香りもますます強くなってきました。
ここでようやく、看板の存在に気づき読んでみると、名前の謎と、この釜の使い方が分かってきました。
そもそも、この釜がある辺りは昔、面白村(おもじろむら)だった場所で、現在も”面白谷(おもじろだに)”と呼ばれていることから、この名前がつけられたそう。もちろん、期待していたわけじゃないけど、おもしろ要素はなく、地名が由来だったんですね。
(ちょっと予想していたけど)
結論から言うと、この釜は玉造温泉の源泉に、生卵を浸けて温泉玉子を作るスポット。
生卵をネット(生卵もネットもここでは売っていないので持参しましょう)などに入れ、10~25分ほど浸けると温泉玉子のできあがり!
当日の気温や卵のサイズによって、浸ける時間は異なるそうですが、源泉の温度はおおよそ80℃。あっという間にできちゃいそうです。
“美肌づくりの湯”ともいわれる玉造温泉製の温泉玉子で、ぷるんと“たまご肌”もゲットできる!?
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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