鳥取県の山の代表格といえば、中国地最高峰の大山（だいせん）。

ほかにも鳥取県には氷ノ山、三徳山、那岐山など、たくさんの山があります。その中で今回、注目したのは鳥取市鹿野町にそびえる「鷲峯山（じゅうぼうやま）」。

名前の由来は、「北側から眺めると、ワシが翼を広げているように見える」かららしい。

鳥取市鹿野町に立ち寄った際、町内に住む方から「『道の駅西いなば気楽里』の駐車場から眺めるとワシが見えるよ」との情報を入手。

道の駅から鷲峯山がある南へ目を向けると・・・

お～？

お・・・・

見れば見るほど、ワシが翼を広げているように見えてくる！（ハズ！）

鹿野町にある標高921メートルの鷲峯山。歩道が整備されているので、四季の自然観察などで登山家に人気なんだそうですよ♪

こちらも、地元の方から聞いた話。

地元民「実は、大山よりも鷲峯山の方が背が高かったかも・・・なんて話があるんですよ。」

わたし「えっ、ええ!?」

鳥取県HPにはこんな民話（神話）が紹介されています。

全国の神様たちが出雲での行事が終わった帰り道、鷲峰山と大山の神様が互いに自分の方が背が高いと言い争いになり、背を比べ合ったそうです。その結果、鷲峰山が勝ちましたが、悔しかった大山の神様は杓子で頭をすくいとりました。

追いかけてくる鷲峰山の神様に驚き慌てて逃げようとした途端、杓子についていた土が落ち、鳥取市青谷町の建山になりました。鷲峰山の神が「土はもうないのか」と怒鳴ると、大山の神は袖を振って見せました。そのとき、土がどさっと落ち北条町の袖振山になったそうです。

【引用元】鳥取県HPより

・・・なんてかわいらしい民話なんだ。

大山が1729メートル、鷲峯山が921メートル。大山の神様、相当悔しかったのかなぁ（笑）。

神様のお茶目（？）な一面が見られた民話、地元トークのネタにいかがですか？

山陰道の浜村鹿野温泉ICを降りてすぐ。地元グルメ、土産ものが充実する物産コーナー、レストランがありますよ。広い駐車場も完備。

道の駅 西いなば気楽里

ミチノエキニシイナバキラリ
住 所：鳥取県鳥取市鹿野町岡木280-3 [MAP]
駐 車：あり
情 報：HP　Instagram

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