出雲の老舗パン屋『古川製パン店』の「メロンパン」が人気なの、なんでだろう
クリームが入ってるだけで幸せになれるの、なんでだろう『古川製パン店』-出雲市
なんでだろう~ なんでだろう~ ♪ のフレーズが流行ったのは、今から10年前ぐらい。
今回紹介する「メロンパン」を売ってる『古川製パン店』の創業は、それよりもかなり昔。
出雲市平田町にお店を構える『古川製パン店』は、創業から90年以上の老舗ベーカリー。
なんでもメロンパンが人気らしいので、取材の合間に寄ってみた。
地元の人に聞くまでもなく、「店に来たらメロンパンは買わなきゃな!」って、自然に分かります。この外観を見れば、一発で!!
メロンパン!
昼過ぎのお店には、途絶えることなくお客さんが次々と! 頻繁に出入りする車の様子からも、その人気ぶりがうかがえます。
外観の色も、不思議とメロンパン色に見えてくる・・・!
バタークリーム入りのメロンパンは創業当時からの人気者
ミニサイズのメロンパンが3つ入ったものもあったので、そちらも購入。
やっぱりまずはこの見た目。この昔懐かしいパッケージデザインが今となっては新鮮! メロンのイラストにレトロなフォント。
『古川製パン店』の3代目店主に聞いてみると、今でも「法事パン」の注文が多いみたい。
「法事パンの注文っていったらあんぱんですかね?」と聞くと「あんぱんもだけど、メロンパンもけっこう多い」とのこと。お店の人気者が法事パンとして配られることもあるんですね~!
そして、「なんでメロンパンが人気なんですかね?」って聞いてみた。そしたら、「バタークリームが入ってるからかなぁ」と返答が。
「今はいろんなところで売られてるけど、昔はクリーム入りのメロンパンはなかったんだと思う」と店主。
・・・はっ、そうか!
当たり前のように、スーパーやコンビニでいろんなメロンパンが売られてるけど、発売当初は「メロンパンにクリーム」って、ものすごく斬新なアイデアだったんだ。
パンをひと口かじった時、クリームの甘さがあると不思議と幸せを感じる。なんでだろう?
気付いたことがひとつ! 決してたっぷりではないバタークリーム。けど、この“ちょこっと入ってる感じ”が、お店からのサービス精神というか、やさしさとして感じるから、幸せを感じるのかなぁ? なんて、そんなことを思いました。
小腹が空いた時、ちょっと疲れた時、懐かしい友人と昔話をする時など。『古川製パン店』のメロンパンはきっとこれからもたくさんの人に愛されていくことでしょう!
『古川製パン店』の場所、駐車場
『古川製パン店』は「雲州平田駅」から徒歩3分ほど。店舗横に駐車場あり。
古川製パン店
フルカワセイパンテン
電 話:0853-62-2279
住 所:島根県出雲市平田町寺町2185-9 [MAP]
営 業:12:00~18:30
休 み:日・水曜
駐 車:あり
【近くのおすすめスポット】
死ぬほど疲れてなくても元気をもらえる薬局【山陰フォト散歩】
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
【あつきちの過去の記事一覧はこちら】