「エフエム山陰」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2024]

編集部にっかんくん
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働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」

みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

「エフエム山陰」ってどんな会社?

ラジオの新時代を切り拓き地域の楽しいを創造する

局舎の移転に伴い「開かれたラジオ局」へ

日常の中で何気なく聞こえてくるラジオの音。家で、車で、お店の中で、流行りの曲やパーソナリティの声をBGMにして過ごす人も多いだろう。そんな時代の音楽シーンや、さまざまな情報を発信してくれるラジオ局の一つが、松江市に拠点を置く「株式会社エフエム山陰」です。

本社は「くにびきメッセ」の2階。開放的なオフィスの奥にラジオスタジオがあり、ここで日々番組の放送や収録が行われています。エフエム山陰は、山陰両県を放送対象地域とするラジオ局として1986年に開局。民放FM局としては全国で22番目の開局で、コールサインはJ OVU-FM、それにちなんだ「V-air(ブイ・エアー)」の愛称で長年親しまれています。

開局時から本社を置いていた松江市殿町のビルから、現在の場所に移転したのは2020年2月。局舎移転と同時に「オープン・ラジオ・ステーション」という新スローガンを掲げ、エフエム山陰は新たなフェーズへと移行しました。「コロナ禍のタイミングと重なり実現化が遅れましたが、今後は誰でもここに来て発信できるような、開かれたラジオ局を目指します」。力を込めてそう話すのは小村健実社長。局のことを多くの人に知ってもらい利用してもらうことで、エフエム山陰の“関係人口”を増やしていきたいと話します。そこには開局時から変わらない、地域に寄り添い、地域に貢献できるラジオ局でありたいという理念があるのです。

全国ネット番組から地元番組まで、時代のニーズに合わせた多様な番組を展開していますが、一方ではBSSラジオと協力し、山陰両県の全市町村と災害情報発信協定を締結した防災キャンペーンも。年間を通して防災意識を高める番組やCMを制作・放送し、非常時には重要なライフラインの一つとして的確な情報伝達ができるよう体制を整えています。「地域の方々が必要とする情報の発信と良質なエンターテイメントを提供すること、そして人口減少など地元の課題に対応するインフラであることが我々の使命だと考えています」。

ラジオ復活を見せたインターネットラジオの普及

ラジオは4大マスメディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)の一つとして昔から存在する媒体ですが、近年ではインターネットをはじめとする「ニューメディア」が急激に普及し、それに伴い若者のラジオ離れも進んでいきました。

しかしコロナ禍で在宅勤務などが増えたことにより、“ながら聴き”で情報が聴取できるラジオが再び注目されるように。その状況を後押しするように、2020年に「radiko(ラジコ)」をスタート。ラジコとはスマートフォンやパソコンでラジオが聴けるサービスで、月間平均利用者数は現在約900万人ともいわれています。また、JFN(ジャパンエフエムネットワーク)が展開するサービス「Audee(オーディー)」では、“地元で暮らす、地元を楽しむ”をテーマとした情報を発信する「ふるさとステーション」を開設。ふるさとをいつも身近に感じられる音声コンテンツや情報を発信し、全国と山陰をつなぐ新しい架け橋となっています。

こうしたインターネットラジオの普及により、それまで山陰でしか聴くことができなかったエフエム山陰の番組が、県外や海外でも聴取できるようになり、全国規模でリスナー数が増加。「例えば山陰発の人気アーティストの特別番組を作ろうとした時、我々にはメジャー以前からの蓄積があるため、エフエム山陰ならではのコンテンツが作れる。それを山陰だけでなく全国に発信し、全国から反響が来るようになった。37年前の開局当時には考えられなかったようなことです」と、ラジオの新時代に期待を寄せます。

全国が対象になったとはいえ、これまでと変わらず地元のローカルな情報も積極的に発信しています。例えば月一回放送の「きんさい!石見」では、スタジオを飛び出して現地へ出向き、知られざる文化や人、伝統行事などを紹介。「伝え続けることで、地域の大切なものを残していくための手助けをしていきたい。地域に貢献し、人や企業が幸せになることで、巡り巡って自分たちにも還元されたらいいかなと。そんな流れをつくっていきたい」。

誰かの楽しいを全力で作る この仕事の醍醐味

本社には「放送・アナウンス」「事業」「営業企画」「総務」「技術」などのセクションがあり、局内はさまざまな業種の人たちが往来しています。クリエイティブな仕事柄ゆえか、個性を尊重する自由な社風。営業、企画などという肩書きへのこだわりは見受けられません。何をしたら山陰がもっと楽しくなるのか、みんながワクワクするのか。ここで求められるのはそんなスタッフ一人一人の創造力です。

「楽しいを創造するというのは思うよりずっと難しい。でも例えば自分が仕掛けたライブやイベントでみんなが盛り上がっている様子を見るのは、何度経験しても鳥肌が立ちますよ。誰かが喜んでくれることを創り出す、それがこの仕事の醍醐味だと思います」。山陰のFM局として地域に根ざした発信を続け、これからは「オープン・ラジオ・ステーション」と思いも新たに、開かれたラジオ局となっていくエフエム山陰。地元の人も知らないような新しい山陰を発掘し、地域をもっと楽しくしてくれるに違いありません。

聴く人に癒しと元気を届けたい

島根の大学に進学後、高校から続けていた演劇が縁となり、同局でADのアルバイトを始めた板花さん。番組収録の様子を見て、「声だけで人に感情を伝えられるってすごい」と感動したことがきっかけとなり入社。入社1年で冠番組「板花とーやのbeLucky!」を担当。同社の魅力は「思いを聞いて、チャンスをくれるところ」。目指すは山陰一のパーソナリティです。

自分自身が楽しめる番組づくりを

田村さんは、大学時代に同社のアマチュアバンドコンテストに出場し、グランプリを獲得。解散後は番組ADとして制作に携わります。入社後は「FRIDAY×FRIDAY」などパーソナリティや番組ディレクターとしてさまざまな業務を行ってきました。「僕自身、ラジオを聴いて育ち、助けられたこともある。今は発信側として少しでもリスナーに寄り添えることができたら」。

ラジオで山陰をもっと楽しく!

2018年に東京から島根に移住した高田さん。「高田リオンのGO-!EVENING!」など看板番組のパーソナリティのほか、地元ミュージシャンのプロデュースや脚本家など多岐にわたり活躍。「ラジオを通してもっと山陰を盛り上げ、新しいアーティストを輩出し、この仕事をやってみたいという若い人を増やしたい。会社や地域を一緒にプロデュースしていきましょう!」。

華やかな表舞台を裏で支える

2022年から東京支社に勤務する生越さん。キー局である東京FMや大手広告代理店・スポンサー企業とのコミュニケーションを中心に、番組やCMに付随する様々な業務に携わっています。「想像力を駆使して新しいビジネスを創造することを意識しています」と語り、東京からエフエム山陰を支えています。

採用担当者からあなたへ

地元山陰の話題、エンターテインメント、情報番組を制作して発信する他、音楽ライブ、各種イベントを開催して山陰を元気にする地域貢献企業です。自由な雰囲気の職場環境で、想像力を発揮して私たちと一緒に山陰を元気にしましょう。これからの新しいラジオを意欲的に作りたい方をお待ちしています。

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-27-5111
採用直通 E-mail/saiyou@fm-sanin.co.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

事業内容 島根・鳥取 山陰両県をサービスエリアとする圏域FMラジオ放送
創業 昭和61(1986)年2月5日
代表者 代表取締役社長 小村 健実
社員数 13名(男8名 女5名)

株式会社 エフエム山陰

カブシキガイシャエフエムサンイン
電 話:0852-27-5111(採用直通)
住 所:島根県松江市学園南1-2-1 くにびきメッセ西棟2階 [MAP]
情 報:HP

sponsored by 株式会社 エフエム山陰

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タウン情報Lazuda アシスタントチーム

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山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。

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