星降る里山で静かな時間を。飯南町の蔵カフェ&体験型民泊『星の宿り』
自然豊かな飯南町にできた蔵カフェ&体験型民泊『星の宿り』へ
みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集部いしやんです。
飯南町頓原に最近、民泊施設に蔵をリノベーションしたカフェができたと聞いて、早速やってきました!
今回お邪魔した『星の宿り』は、築およそ150年の古民家を活用した民泊施設。2021年8月から営業をスタートしました。話題の蔵カフェは、その1年後にオープン。
カフェの前に、まずは民泊施設をぐるり。
3間続きの宿泊スペース。頭上には大きな梁、家を囲むようにして延びる縁側と、古き良き田舎のお家です。
初めてきたのに、やけに懐かしさを感じる・・・。
『星の宿り』がある飯南町頓原は、島根観光の目玉『出雲大社』から車で約1時間。
加えて国道54号線、松江尾道道からのアクセスも比較的スムーズなため、出雲大社観光に訪れる方の拠点として重宝されているそう。
『星の宿り』の滞在は、田舎らしいロケーション、建物を活かした体験も魅力。
近くの『大しめ縄創作館』での「しめ縄づくり」、地元野菜を使った「ピザ焼き体験」と過ごし方も多彩です。
なんといっても、オーナーの前田さんが惚れ込んだ星空こそが一番の醍醐味↓↓
前田さんによれば、リピーターさんも増加中の中、最初こそ体験をあれこれしたい!となるものの、2回目からは星空を眺めてボーっとする。
そんな「何もしない時間」を過ごしにやってきているみたい。
お待たせしました蔵カフェです。時の流れを感じるエアポケットへ
いよいよ蔵カフェへ。蔵をまるごと使ったカフェスペースは、民泊スペースと打って変わり、新旧が同居するステキ空間に。
なお、蔵カフェは宿泊者以外も利用OK。ですが、不定休なので事前にInstagramをチェックしてからお出かけを。
元々、エンジニアだった前田さんは飯南町のご出身。長く、関東を拠点に働いていましたが、定年退職を機に「地元に貢献できることはないか」と考え一念発起。
奥さんと三女を連れてUターンし、民泊施設を開業。そして、周辺でひと休みできる場所がないことから、カフェをオープンさせました。
実は2階も上がれるようになっています。民具などがところ狭しと並び、あれこれ見て周るだけでも楽しいですよ。
近所のおばあちゃんからは「懐かしい」、若い子には「レトロ」と言わせる珍品、レア品あれこれ。ぜひ。
『星の宿り』のオススメランチ&スイーツをいただきます
せっかくなので、『星の宿り』蔵カフェのランチと、スイーツをいただくことに。
定番はこちらの「キーマカレー」(800円)でサラダ、スープ付き。
でも、私が気になったのは「とまとラーメン」(800円)。
周辺の農家さんからいただいたフレッシュなトマトがたっぷり。「詳細は秘密」とのことですが、具材のうま味が溶け出たスープは、最後の汁一滴まですすりたくなるほどに美味でした。
「とまとラーメン」、さらにプラス200円で、ライス・チーズを注文でき、リゾット風に味わえるんです。
これがまたおいしいことったら・・・。かなりお腹いっぱいになるので、腹ペコ状態でどうぞ!
ドリンクやスイーツもいくつかあって、今回は前田さんイチオシの「マンゴーアイス」(600円)をオーダー。
移住前の居住地で20年近く、PTA活動で作り続けてきた自慢の台湾かき氷。
とにかく濃厚で、鼻から抜けるマンゴーのいい香り。余韻もしっかり楽しめるスイーツです。
そのほか、カフェ店内にはバーカウンターまで。
「星の宿り」って「星座」の意味を持つようで、ここでは星座にちなんだカクテルが味わえますよ。ノンアルコールタイプもあるのでご安心を~。
ちなみに星座カクテルは、前田さんの奥さんからのアイデアらしい。センスが光りまくっとる。
「何もしない」、「ボーっとする」贅沢を体感できる場所でした
お出かけの目的が「いつもと違うコトをしたい」なら、『星の宿り』はオススメしたい場所のひとつ。
涼風にそよぐ草花、鼻をくすぐる青々とした香り、虫の声。そんな中で、おいしい料理やスイーツ、ドリンクでひと息。
特別感はなくとも、リラクゼーション感はひとしおです。
そうそう、前田さん。とってもダンディーで、お話上手の聞き上手。お友達同士で来てもいいし、おひとり様で逃避行ドライブで立ち寄って、あれこれお話しするのも楽しそう。
話しているうちに、頭のモヤモヤだって晴れていく!?
看板犬にも会いに来て~!
星の宿り
ホシノヤドリ
電 話:090-6708-7007
住 所:島根県飯石郡飯南町頓原675 [MAP]
営 業:【ランチ・カフェ】12:00~16:00【パブ】18:00~21:00*要予約【BAR】21:00~LAST*要予約、事前予約で時間は応相談
休 み:不定休*Instagram要確認
駐 車:あり
情 報:HP カフェInstagram 民泊Instagram
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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