まさか…!!エアコンの間違った節電方法4つ。正しく使って酷暑を乗り切ろう
意外と間違いの多い「エアコンの節電方法」。おうち時間が増える夏は要チェック
おかたづけ“エバラPOINT”vol.49
みなさん、こんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
今年の夏も猛暑日が続き、エアコンなしでは過ごせそうもない・・・。
お家の中で、夏に一番消費電力が大きいのがエアコン。ペットがいる家庭、夏休みで子どもたちがお家にファミリーは、24時間つけたままという状況も少なくありません。
光熱費高騰の影響で、頑張って節電しているつもりでも、間違った思い込みで実はムダ使いしてしまい、逆に損している・・・なんてことも。そうならないためにも、よくある間違った使い方を節電の参考にしてみてください!
間違い1:スイッチをこまめに切る
近所に買い物に行ったり、子どものお迎えに行ったり。ちょっと出かける時に、節電を考えてエアコンのスイッチをこまめに切っている方も多いのでは?
そもそも、エアコンは設定温度に到達するまで、またはスイッチをオン・オフする時に多くの電力を消費します。
エアコンは立ち上げ時に、設定温度と外気温の差が大きいほど多くの電力を消費。ちょっと出かける度に、エアコンをオフにして何回も室内の温度を変えてしまっては、それだけ電気代がかさんでしまいます。
30分程度の外出であれば、エアコンを切るよりも「つけっぱなし」にする方が実は電気代が安上がり。30分を超える外出の場合は、エアコンをOFFにした方が消費電力量は小さくなります。
間違い2:常に「弱」冷房運転をしている
電気代を安くしたいからと「弱風」や「微風」で使い続けると、冷えるまでに時間がかかってしまい、多くの電力を消費しちゃうんです。
エアコンの風量設定を「自動」にしておけば、部屋が涼しくなるまでは強風、その後は微風など、エアコンが一番効率良く運転をしてくれるので、結果的には消費電力の節約に。
自動運転にしてエアコンにお任せした方が節約に繋がりますよ。
間違い3:除湿運転の方がお得だと思っている
《冷房より除湿の方が電気代がかからない》と思っている方は多いのですが、冷房よりも多く電気代がかかるケースも。
- 冷房:室内の空気の「温度」を下げる
- ドライ:室内の空気の「湿度」を下げる
それぞれ、機能が異なります。ドライはあくまでも湿度を下げる機能なので、暑さが厳しい時は冷房で一気に室温を下げ、自動運転で設定温度を保った方が、電気代が節約できますよ。
間違い4:10年以上同じエアコンを使っている
家電はどうしても費用がかかるので壊れないと買い替えません。
けれど、10年以上前使っている古いエアコンの場合、買い替えることで電気代が節約になる場合があります。
なんとなく、ずっとつけているけど効きが悪い気がする、エアコン代が思った以上に高いなぁと思う時は、一度比較検討してみるのもオススメです。
エアコンの設定温度は、1℃上げると約13%もの節電になると言われていますが、過ごしやすく快適な温度設定は人それぞれ。
節電も大事ですが、くれぐれも熱中症など身体に無理のない範囲で、エアコンの電気代を上手に節約してくださいね。
山陰地方も例年以上の酷暑予想。上手にエアコンを使って、夏を乗り切りましょう!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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