歓喜!松江市の老舗『きむら新月堂』が復活してる

編集部あつきち
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老舗大判焼き&たこ焼き屋の物語が再スタート!3代目が引き継ぐ『きむら新月堂』

こんにちは。山陰のタウン情報ラズダの編集部あつきちです。

松江市をざわつかせた、5月頃のニュース、

き む ら 新 月 堂 が 復 活 し と る !!

『きむら新月堂』とは、1945年に西茶町から始まった大判焼きとたこ焼きの松江の名店。その後は殿町に店舗が増えたり、移転などを重ね、創業から76年間続いたお店。松江市民のおやつや手土産スポットとして愛され続けたお店でしたが、惜しくも2021年の夏に閉店しました。

・・・が!

閉店から約2年がたった2023年5月31日に、『きむら新月堂』が復活! 場所は、「イオン松江」がある松江市東朝日町。懐かしい看板が堂々と!

『きむら新月堂』の場所、駐車場

『きむら新月堂』の住所は松江市東朝日町82-13。「イオン松江」から歩いて3分程度。駐車場はありません。

営業時間は10時~18時。火・土曜定休。

松江市民に人気の大判焼きは、外国の方も気になる存在?

「長い歴史に幕を下ろしたはずの、きむら新月堂の看板が立ってた!!」

復活オープン前から、私の周りでも『きむら新月堂』復活の噂がチラホラ・・・。復活を喜んだのは私の周りだけではなかったようで、オープン初日から、お店の前には長蛇の列ができていたんだとか!

『きむら新月堂』を復活させる!と決めたのは、2代目店主の娘である、木村まりさん。

慣れ親しんだ味がなくなってしまう寂しさを感じていたのはご家族も一緒。まりさんは「きむら新月堂を復活させる!」との強く決意。再び、大判焼きやたこ焼きを松江の人に食べてもらいたいとの想いで、再オープンを決められました。

まりさんの父親である2代目店主に「作り方は1からご指導されたんですか?」と聞くと「いや、なんにも教えてないよ」と返答が。

小さい頃から大判焼きを焼く親の背中を見てきたまりさん。大判焼きやたこ焼きを作る、父親の姿や手さばきが、いつの間にかまりさんの体に染みついていたのかもしれないですね。

↑この、大判焼きの周りの皮がまたおいしい~

「この皮の部分は取ってしまうお店もあるけど、ここがおいしいんだよねぇ~。」とお母さん。・・・分かります!

『きむら新月堂』には、創業当初からのお客さんから、新しい若い世代のお客さんが続々来店。1個だけ買いに来られる学生さんや、家や会社のおやつに10~20個ごっそり購入する方などなど! 話を聞くと、大判焼きを焼くお母さんの姿が懐かしくて泣いてしまった業連さんもおられたとか。

出来上がった大判焼きはふわっふわの皮に、餡子がた~っぷり。カスタードも、た~っぷり。

私は米子出身で『きむら新月堂』さんの大判焼きは初!パクっとひと口。・・・こりゃたまらんですねぇ~。時間が経ってもふわふわ。3口ほどでペロリと食べ終わってしまいましたが、またその次も食べ続けられる軽さもありました!

そしてなんと、取材したこの日は、“初”の外国人のお客様もご来店!!

香りに誘われたのか、こぞって人が入っていく様子が気になったのか、もしくは看板が気になったのか。

大判焼きを購入されておられました。(地元自慢の味が海外へ!?なんだか、うれしい瞬間でしたよ)

\おやつに大判焼きやたこ焼き、どうぞ~/

きむら新月堂

キムラシンゲツドウ
電 話:090-3034-5339
住 所:島根県松江市東朝日町83-13 [MAP]
営 業:10:00~18:00
休 み:火・土曜
駐 車:なし

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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