自転車のヘルメット収納は【場所・位置・方法】の3ステップで考えよう
収納場所に困る「自転車のヘルメット」。片付けの時に考えたい3つのポイント
おかたづけ“エバラPOINT”vol.46
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!
今年4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されました。ヘルメット着用を習慣化しようとすると、「どこに、どうやって収納するのか」という事が、実は大きく影響します。
ひと口にヘルメットと言っても種類は様々で、大きさや形状もバラバラ。すっぽり重ねられたり、コンパクトに折り畳めたりできれば、まだ収納しやすいけれど、構造上それも難しいですよね・・・。
ヘルメットは意外と収納場所を見つけるのが難しいアイテムなんです。そうは言っても事故から命を守る大切なヘルメット!
そこで今回は、着用を少しでも早く習慣化させるための整理収納ポイントをご紹介します。
場所~どこに収納するのか~
「置き場所」はヘルメットを《どこで身に着けるのか》を考えて決めることが大切。
- 自分の部屋?
- 玄関?
- 自転車置き場?
「ヘルメットをわざわざ取りに行く」そのためだけの行動をすることなく、自転車に乗るまでの行動動線を考え、《自転車に乗る人の視界に入る場所》に決めてあげてくださいね。
位置~どの高さに収納するか~
ヘルメットを玄関で座ってかぶるのか、立ってかぶるのか。これを考えて収納位置を決めることも大切。
人間が一番楽に、かつ簡単に取りだしやすく、戻しやすい高さは《目線から腰高の位置》です。
背伸びをしたり、しゃがんだりと、体に負担なく、余分な動作をしなくても、手だけを伸ばしてサッとモノをつかめる位置。その高さは、立ってかぶるのか、玄関に腰を掛けて座ってかぶるのかによって変わってきます。
ムダなアクション数を増やさない、利用する人にあった高さを考えて決めましょう。
収納方法~どうやって収納するか~
床の上にいつも放りっぱなし・・・とはいきませんよね。スペースに余裕があれば、棚にそのまま置く方法もありますが、それではスペースに余裕がないから無理!と言われるご家庭も多々。
スペースがない場合は《壁面を使った収納がオススメ》。
- ポールハンガーに上着と一緒に掛ける
- 突っ張り棒にS字フックを使って吊るす
- 壁付けフックを使って引っ掛ける
壁に穴をあけたくない方は、《玄関のドアにマグネットタイプのフックを使って吊るす》方法がベター!
ヘルメットの収納場所を決める時は、《家の中から外に出るまでの行動動線》に合わせて収納場所を決めてあげましょう。
ヘルメットを取る・戻すが、玄関で靴を履いたり、脱いだりするのと同じように、当たり前として早く習慣化できるために、個々に合った収納を考えてみてくださいね。
なによりも一番大事なのは、ヘルメットをかぶる家族と話し合って“ココがいいよね!”となる場所を一緒に決めること。まずは、お話しするところから始めてみましょう!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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